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2004年10月09日(土)
地元の秋まつり

きょうは、地元の神社の秋まつりでした。
自宅の目の前には、神社から続く屋台が並び、昨日までの秋の寂しさは一変、祭り囃子が聞こえ、人々の笑い声の聞こえる、なんだかほっとする夜の光景が広がります。提灯の灯りがずーっと向こうまで続いてる。人ごみをかき分けているうちに、静かな時間がふと流れていく・・・
僕も早速帰宅してから、祭りに行きました。
屋台でタイヤキやイカ焼きを買いました。神社に登って、お参りして。おみくじ引いたら幸い3等があたりました(オタフクお好みソース!)
神社からは、地元の下町が見下ろせる。舞台では神楽が上演されていて、大勢の人が見守ってる

ふと、人々のなかで、気に留めてしまうのが、若い夫婦と小さい子供が、手を繋いで歩いてる光景。小さい子供にとって、大好きな両親と、露店のおいしいものを食べたり、遊んだり・・・きっといつまでもこころに刻まれる楽しい時間を過ごしてるなぁって、あったかい気分になる。いいなぁ・・・
ひとりで、にぎやかな祭りの人ごみを歩いてるのは、秋の涼しさもあいまって、ふと寂しいけれど、こんな人の笑顔の中にいると、「あ、自分はこのままじゃいかんなぁ」って思うんです。
「結婚って、家族って、やっぱりいいな・・・」

僕が、もし家族を持ったとしたら、こういうお祭りに、おなじように手を繋いで訪れるだろう。奥さんも子供も笑顔で、手を引いて。そういうささやかだけど、素敵なあったかい時間は、大切にしたい。
こういう光景を見ると、いまのひとりぼっちの自分がものすごく寂しく感じるのです。

私の父とは、こういう思い出は皆無です。父は家族とのかかわりを全くしなかった人だった。常に家族との思い出なんかより、ひとり、酒を飲むことだけを好んでいた。だから、僕は子どもの頃の祭りの思い出もほとんどない。

だから、自分は、いつか子供や奥さんにたくさん思い出を、作ってあげたい。
お祭りの、楽しさ、温かさ・・・そういうのをいっぱい感じさせたいな

秋まつりは、ふと感傷的になるものです(涙)



コバルト

広島在住
文筆とカメラとここちよい暮らしが好き
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