Land of Riches
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気候が良くなってきたらやるべきは部屋の掃除なのですが、 こんなに花が綺麗な時期なのに家にいても仕方ないだろうと 選挙(子育て世代を応援する公約は多くても、独女の味方なんて誰もいません。 二世議員に何が分かるんだよ…と思ってしまいます)へ行くついでに 東武に乗って(それも運賃節約のため北千住経由で)古河まで行ってきました。
船山さんがRKUにいた頃にも何度か大学サッカーで行ってますが、観光は初めて。 冷静に考えたら古河公方という用語もあるぐらいですから、歴史的要所に決まっています。 (更に遡ると、万葉集にも地名が出てくる渡良瀬川の渡しだった模様) 桜祭りの前に桃祭りがあるんですけど、これは江戸時代初期の藩主が 燃料の材料として生長の早い桃の栽培を推奨した名残だそうです。
何故か今、その古河の歴史博物館で備前刀の展示をやっているのです。 館蔵品はnot備前の短刀一振り(研磨が終わったから披露とのこと)のみで、 他は個人蔵のコレクション。殺意高そうな長義の短刀、控えめな方の光忠、 伊達家旧蔵兼光、黒田家旧蔵長光など。伊達家旧蔵の刀があちこちにあるのは、 伊達家が諸般の事情で他家より手放してる数が多そうだからですね…本当によく見ます。 黒田家旧蔵の長光は秀忠からの下賜品だそうで、これまた手放されたのも納得。 (明治以降、黒田家における序列は激変し、徳川からの下賜品は売却された)
頼政神社の入口を探しまくってしまいましたが、桜が降る(!)参道が美しかったです。 静御前の伝説も伝わっていたり、地域的な伝承はどこの土地でも面白いですよね。
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