Land of Riches
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退社後に秋葉原の廃校をリノベーションした会場で開催された、 星海社新書「TYPE-MOONの軌跡」発売イベントに行ってきました。
担当編集にして副社長の太田さんいわく、あえて欠けた部分を残した本だったので、 それの穴埋めとしてディープな型月好きを集めたトークイベントをやりたかったとか。 意図的に欠いた部分のひとつとして、型月と長く仕事をしている声優の存在があったので、 同人時代のらっきょを読み込んだエピソードが有名な(これがなかったら、 奈須さんの中での声優のイメージは違っていたかもしれない発言あり) 譲治さんをゲストにお迎えしたとのことでした。譲治さん仕事に対して真摯ですし、 イベントの発言を通して、twitterのreplyも読んでいるんだと分かりましたし。
消しゴムの貸し借りをした少年たちの、互いの…特に奈須さんの文章を美しく飾るためなら どんな労苦も出費もいとわない武内社長の美しい友情によって今も成立している型月。 奈須さんの文章は、どちらかと言えば悪文だと言われてましたが、 人をひきつける魅力には、だからこそ満ちていると登壇者も口を揃えてました。
譲治さんのいなかった前夜ほど爆弾発言はなかったと思われますが、 どこまでが書ける範囲か分からないので、なかなか難しいんですけど、 皆さんオタクなだけでなくプロなので、自分の仕事に対して真剣だし、 責任を持っていらっしゃると強く感じました(今の自分の職場が真逆なので余計に)
特殊装丁に価値を感じる読者と、施せる工場が数年中に共に滅びてしまう可能性。 音楽では揺り戻しもあったけれど、果たして…。 とりあえず、話題に幾度も出て絶賛されていた「まほよ」をやりたくなりました!
2017.12.22 wrote
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