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Land of Riches
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今日は有休でした。今月末で有効期限が切れる有休が10日以上あるのもあり、 C88の日程を土・日・月と勘違いしてて(正解は金・土・日)申請してたんです。 間違えたのに気づいたのは、木曜に今回の設営マニュアルが刀剣乱舞だと 写真がtwitterで回ってきた時でした。ビッグサイトで2日前に設営するわけないし…。 もともとジャンルの関係で2日目には行くつもりだったんですけど、 曜日がずれて、見事に水戸へ試合に行く当日と重なってしまったのでした。
夏コミの日程勘違いするの、地味に2年連続だから恥ずかしい…。
仕事でフラストレーションが募っていたのもあり、結果として選んだのは 人生初の水戸泊でした。常磐線で特急使えば柏から1時間なのに(笑) 大好きなbotが水戸遠征で泊まった駅前のホテルは直前では満室で、 その隣にあるじゃらんでは料金の割には…と好評だったホテルを予約。 往復ともグリーン車(特急は、特に帰りはお盆だったので…)使いました。
試合については別に書くとして、翌日は≪水戸に審神者が行ったら行く場所はここ!≫である 燭台切光忠を収蔵する徳川ミュージアムはじめ、水戸の史跡周りに費やしました。
期間限定展示が始まってから、全国から審神者が殺到しているため、 水戸駅前4番乗り場には過剰なまでの行き方案内が掲示されていました。 それでも本数や距離の問題で、大多数の審神者はタクシーで往復するのですが。 (お陰でタクシー運転手が燭台切や水戸藩に詳しくなっている事例多数報告あり)
私はお金を200円ばかりケチってアーリーチェックアウトプランを選んだため、 9時には水戸駅からミュージアムまで歩き始めていたのですが、偕楽園で迷い、 挙げ句、何台ものタクシーに抜かれ、汗だくになってミュージアムに着いたのでした。
待ち受けていたのは、若い女性を中心としたチケット購入待機列。 ミュージアム側も期間内限定のアルバイトを雇い、グッズも増やして万全の体制でした。
入荷するたびに数時間で完売している幻の「燭台切光忠柄 黒豆きな粉飴」も 運良く入荷したばかりで、買ってしまいました。これ、美味しいんですよ、さくさくして。 (ミュージアムで売っている菓子は、山芋饅頭も和三盆糖も『水戸徳川家御用達』の 肩書きを背負っているため、どれもレベルが高いものばかり。値段も相応ですが。 砂糖菓子は水戸徳川家の分家が収めていたゆかりの高松から取り寄せてるとか)
常設展の一角に、児手柏と一緒に平置きで置かれている燭台切は、ほっそりとした小ぶり。 5月の時は緊張してじっくりと見られなかったので、溶けたハバキの広がりや、 なんだかんだでやはり錆びた鉄でしかない現状をゆっくりと見てきました。 この錆びた鉄(その他100振り近くも)を真正性という一点だけで守りぬいてきたのが 水戸徳川家なのです。ミュージアムの入場料金が安くないのも必然なのでした。
その他、印象に残ったのは藩主の水戸詣を描いた図に描かれた人数。700人以上かな? いや、ちょうど、前日、コトブキヤの行列事件(6000人が集まり、列が秋葉原から 御茶ノ水の東京医科歯科大をぐるりと囲むまで伸びて大問題となったもの)で 参勤交代みたいだと言われていたので。6000人って、下手なJの試合よりいるんです…。
それから常盤神社で日頃の非礼(ワンドロで燭台切と藩主のフィクションを 捏造していること)を詫び、数年ぶりに紅茶館のポットティーを嗜み、 雨まで降ってきた中を(今の日本の夏は晴雨兼用以外の傘が本当に不便) 弘道館までALL徒歩でクリアしました。水戸藩主と言えば2代光圀と9代斉昭。 特に斉昭は多才と言うかナルシストと言うか、大砲や太鼓に至るまで いたるところのいたるものに自筆を残しているのでした。あと梅が好きだったのも彼。
とても充実した史跡めぐりでしたが、来年1月の予約してしまった福岡ツアー 1泊2日では確実に足りない予感がひしひしとしています。9月6日も福岡行きたいです!
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