Land of Riches


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 2007年12月25日(火)   柔らかく湿った何かで満たされた1年。 

黄色と灰色と青のタオマフを、まとめて洗って、干しました。
全部、今年になってから手に入れたものです。いろんなことを思い出します。

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あんまりに悲しいから、ずーっとずーっと大切にしまいこんでいた、
大好きなバスボム「ベストフレンド」のラストストックを、バスタブへ放り込みました。
懐かしい香りがしました。

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あちこちのエントリで、ファイナルを振り返って。
自分が何を書いていいか分からないから、糸口を探してサーフィンしたのに、
絶望的な無力感にかられています。端的に言えば、書く必要がないことに。

ポゼッションサッカー。これは、もう誰でも知ってる、レイソルU-18の特色。
『対策として、ガンバはリトリートを、FC東京はプレッシングをチョイスした』
なんとなく分かったような気分にはなれるのですが、実は、分かってません。

サッカーを見る眼がある人の書いたエントリで、同じゲームを振り返るから、
自分の観戦眼と筆力のなさに、絶望的な気分になっているのです。

今だからもうこんな場所にも書いてしまいますが、春、仙石くんと畑田くんの
書き分けができないと、ずーっとぼやいてました。どう見たって別物のMFでしょ?
山中くんとのトライアングルは、バルセロナを彷彿とさせるものがある、って。
そう書けば誰でも分かるじゃん? …分かんないの、私ぐらいだよ?

場数を積めばなんとかなるのなら、10年も、それなりの生観戦数重ねてるんだし、
ここまで来て、何も進歩してないんだから、きっと才能がないんです。
素養があれば伸ばしようもあるんでしょうけど、ないんですよ、残念ながら。

自分が本当に見る目がないのに、今までは平気な顔していられたんだけど、
ここ最近…“サッカーをすごく良く知っている人”に、自分の見る眼のなさを
幾度となく呆れられてるから、それがすっごいコンプレックスになっています。

じゃあ、書くのやめちゃえばいいのに。

写真も撮れないし、人に便宜できるコネもないし、物を作る器用さもないし、
何もありません。何もないから…何もしてあげることができないんです。
好きな選手とか、応援しているチームに。

その、無力感を…ここ最近になって、すっごくすっごく感じるんです。
何が悲しいって、なんとかしてあげたい、って気持ちだけは、持っていること。
宿題として。

選手やチームの良さを全て見抜ける眼だとか。
その素晴らしさを余すことなく伝えられる言葉だとか。
あればいいのに。
サンタさんが靴下へ放り込んでくれればいいのに。


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