Land of Riches


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 2003年10月04日(土)   DREAM ALOUD 

意図したわけではないけど、柏公式の代表入りコメントページを開けたまま寝てました。
朝起きて最初にしたのは、そのリロード―これは夢じゃないんだと知るために。

某ひ○ゃくへ何か書かなきゃ「男」が廃ると考えた末に書き込んで、読み直した後に
やっぱり(あそこで私情に走るのが)恥かしくて一瞬で消してしまったんですが、
昨夜は寝るまでずっと夢を見ているような気分―だって私は現に夢と現実の区別が
つかなくなりつつある―だったんです。夢のような気がするのは、醒めることを
恐れているか、またはそれを望んでいるかのどちらか。これが幸せな夢か悪夢かを
決めるのはもっと先でいいはず。今はただ、それが素晴らしきものであるよう、祈るだけ。

>欧州勢視察に出発直前のこの日午前11時、成田空港で協会幹部から、8日の
>チュニジア戦先発予定のDFリーダー松田が、腰痛で倒れたことを知らされた。
>そこで、神様の脳裏に浮かんだのが「ナガタ」の名前。2ndステージ8試合で
>J最少5失点の柏を支える新星の輝きが、従来の経験重視の選考を覆した。
>自らが視察した先月28日の磐田戦でフル出場した永田にジーコがホレ込んだという。
>「ジーコは(永田の)フィードの良さを評価した」と日本サッカー協会の野見山技術部長。(サンスポ)

>腰痛で松田は無理との情報を聞いたジーコ監督の動きは早かった。この日、稲本と
>小野の視察のため、代表より一足早く成田空港を出発。出発前の慌ただしい時間に
>柏のマルコ・アウレリオ監督に電話を入れた。「ナガタを連れていきたい」。
>U-20代表として5日から12日まで米国遠征に参加するはずの永田だったが、
>その場で行き先がアフリア・欧州へと変わった。(スポニチ・掲載文のまま)

>U-20世代の選手がA代表に選出されるのは、98年フランスW杯の小野伸二以来の快挙。
>柏関係者から代表入りの連絡を受けたときは「冗談ですよね?」と信じられない様子だったという。(報知)

まさに閃き、思い付き。しかも、予想はしてましたが、本当にきっかけはあの磐田戦。
私、書きましたよね? あの日、彼が蹴ったフィードで唸ったのはあの一本だけ、
そう、あまりに鋭すぎて、宇野沢さんがボールでなく秀人さんの頭をヘディングしたアレ。

>無名の20歳が、日本代表入りを果たした。柏のU-20代表DF永田充(20)が
>3日、日本代表の欧州遠征(6日〜)メンバーに追加招集された。DF松田直樹(26=横浜)が
>腰痛で辞退したためで、五輪代表を飛び越してのユース世代のA代表入りは、
>98年のMF小野伸二(24=フェイエノールト)以来の快挙。ジーコ監督(50)に
>安定したプレーと正確なフィードを評価された永田が、コマ不足の代表DF陣を救う。
>前日にU-20代表の米国遠征メンバーに選ばれて喜んだ永田のもとに、この日さらに
>ビッグな知らせが舞い込んだ。一番驚いたのは本人。昼寝をして体を休めていた
>夕方5時半、クラブから一報が届いた。「いつものギャグかと思っていたら、
>話しているうちに本当のことだと分かって…」
。一気に目が覚めた。
>この日夜、全日本ユース選手権を翌日に控える母校・静岡学園の宿泊する柏のホテルを、
>柏MF谷沢とともに訪れた。「まだ若いですけれど、代表に選ばれて光栄。向こうに
>行っても、緊張せずに頑張ります」。照れながらあいさつした。後輩への陣中見舞いが、
>永田の壮行会に変わった。
>「小さいころからの夢でした」と話した。代表への思いは強い。1学年下のMF成岡や
>菊地らがU-17世界選手権に出場した時「正直うらやましかった」。柏入りの時も
>「代表のユニホームを着て、将来欧州でプレーしたい」。代表として初めて戦った
>昨年のワールドユースアジア予選では「本当に日の丸を背負って戦ってるんだと
>しびれました」と興奮気味に話した。
>シャイで口数が少なく、プレー中の声も少ないと言われ続けた。U-20代表の
>大熊監督からも指摘されていた。しかしアメリカ遠征直前合宿で「声は意識して出す。
>この代もJで出てる選手が増えた。絶対負けたくない」とこれまでにない強い口調で
>言い切った。Jリーグ2年目の自信が、永田を明らかに変えていた。
>「初めてだし、いきなりで不安もある」と正直に話した。それでも「チャンスを
>生かすも殺すも自分次第ですね」と闘志を見せた。武器は前線の選手に正確に渡る
>フィード。ジーコ監督も高く評価し、ブラジル時代からの友人でもある柏の
>アウレリオ監督から情報収集はしていた。今日4日のホーム名古屋戦にはエドゥーTDら
>関係者も訪れる。「代表入りを意識せず自分のプレーをしたい。0に抑え、フィードで
>前線につなぎたい」。夢のスタートラインに立った20歳が、世界へ飛び出す。

これは日刊。さすがな記事…(笑)本当、勝って気持ちよくアフリカ行きましょう!

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鬱病って治らないのかな…と思ってます、ぼんやりした頭で。
本当なら柏市内のどこかで身体が2つないのを嘆き続けていなければいけない時間、
私は桃のクッションを抱えて寝ていました。起きて、まず、どこかのチームが5失点も
していたのを知るのですが、それにすら何の感慨も起きませんでした。携帯へ
送っていただいたメールなどであちこちの結果を知って、数字を見て、何も思えませんでした。
Hさんが今年も送って下さった(もちろん今日が何の日なのかはメールをいただかなくとも
頭では分かっているんですけど…俊哉さんと辰徳さんの誕生日。河村さんは
ウイングでバースデーゴールを決めましたね!)トルコキキョウを見ても、感情が…。
無論言うまでもなく、とてもありがたいこと、理性はちゃんと認識しているのですが、
感情とシンクロしての思考の進展にまでは至らないのです。現状認識のみ。そんな事実を
ここへ書き記しても、読む方には不快でしかないのでしょうけど、残念ながら事実で。

今こうしてタイプしている自分が何を考えているか、実は分かっていないのです。
ただぼんやりと、自動書記のごとくキーを叩いて、無意味に言葉を連ねて。

やらなければならないことはたくさんある、認知している、でも何もしたくない。
したくないからしたくないのですらない、何をしていいのか分からない、体が動かない、
何もかもがどうでもいい…ほんの少し前まで、夕方に目覚めるまで私を激しく
突き動かしていたものさえ、現在の私にはどうでもいいこと。やる気ゼロ。

こうやって、目が覚めるたびに、昔へ引き戻されていく…違う、コンディションが
落ちていく自分がいる、何が現実か夢かも知らないで、ただぼんやりと映る景色を見て。

もう一度眠って、目が覚めたら、また違う自分がいるんでしょうか?
少し肌寒くなった夕暮れ、庭にそびえるキンモクセイは満開で、窓からその香りが
ものすごい勢いで流入してくる、ここは幻なのかもしれません。こうやってタイプする
LRすら、また目覚めたらなくなっているのかも(笑) U-20が国内にいないから、
当分はサッカーにも情熱を注がないでしょう。今朝、代表ユニへ NAGATA 3 を
入れるかどうか迷っていた私すら、もうどこかへ消え去ってしまったようですよ(力ない笑い)

私が生まれた頃、自治体で何か新生児の木を植えるキャンペーンがあったらしく、
我が家のキンモクセイは私の木として庭に植えられました。子供の頃は背丈を
並んで比べていたらしいキンモクセイも、今では私の軽く2倍以上の高さがあります。
植物は自然のままにありながら、それでいて着実に成長していきます。人間はどうでしょう。

過去に縋りたくはなくて、ただ未来という白紙に思い通りの物語を描いてみたい、と。

選ばれて正直びっくりしました。
僕は五輪にも呼ばれていないので、さすがにびっくりしました。
昨日は実感がわかなかったけど、今日の新聞を見て選ばれたんだな、と。
監督からは、今朝、「レイソルの名に泥を塗るようなことをするな。
したら帰ってこなくていい」
と言われました。
明日から気持ちを切り替えてレイソルの名に恥じないように頑張ってきたいです。


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