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Land of Riches
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後者もろくに立てられないにしても、前者に関してはまるでダメなのは ゲームのプレーを通して証明されています。いかんともしがたい、視野の狭さ。
関西遠征(SARSがなんだ!)から帰還しました。今回はとにかく歩きすぎて クタクタなので詳細は後日(今週末は珍しく暇だし…)に回しますけど、少しだけ。
松井さんのサインをレプリカの右袖、日の丸の近くへ入れてもらったのですが。 なんのためらいもなく入れられた10という数字が、サンガの10番でもなく、 五輪代表の10番でもなく、フル代表の10番だったなんて、今でも信じられません。 いや、松井さん本人が何のつもりで入れているかは、知りませんけれど。 (ファンサはテレビ取材と紙媒体取材のちょうど合間に挟まったのでした)
ウイングスタジアムのゴール裏を甘く見て(結局はSARS騒動がたたって、ゴール裏にも 空席はかなりあったのですが)カテゴリー3の当日券を買って観戦するはめになりました。 後ろにいたのは、京都からはるばる駆けつけたらしい、制服の上へMATSUI 10やら KAKUDA 21やらを着た、サンガファンの女子高生でした。角田さんのシャツを着た子は 本当に彼のことが好きらしく、ゴール裏から起こる(ウイングのキャパについては、 東城陽でサンガのコールリーダーとおぼしき人が、狭すぎる、応援したくても 入れなくて指定へ行った奴も結構いる、と言っていました。それで、やたら指定でも 散発的にコールが起きていたのかな、と思ったり。ちなみに、昨日の応援はかなり クラブでの応援が混じってました)どんなコールもカクダに聞こえると言っていましたが、 そんな彼女は、松井さんの惜しくもゴールにならなかった、彼らしい巧みなプレーを見て 「松井は京都の誇りや」と感嘆していました。あの声の調子をうまく表現できる 言葉が見つからなくてもどかしいのですが―羨ましかったです。そう言えることが。 私は間違っても「青木は鹿島の誇り」なんて言えません。主語を「中田浩二」に 差し替えても同じです。それは私の熱情が足らないのか、それとも見る目が正しいのか 誤っているのか、そこら辺は分からないのですが、とにかく、言えないのです。
なぜかKAKUDAシャツは売店では売っていなかった(DF冷遇されすぎ)んですけど、 とにかく松井さんと嘉人さんのシャツやレプリカを着た人が多かったですし、 スタメン発表でも、彼らの時は一際大きな歓声が上がっていました。
代表戦≒興行。真実だけれど、どこか違う気もします。フル代表も、五輪代表も。
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