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Land of Riches
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いろいろと細かい更新が各所(今、私はいくつサイトを持っているのだろう…)で必要となったため、 禁断の(…)夜更かしをしつつ、一気に片づけました。本当、ささいなことばかりですが。
今日はロータススクリプトと一日格闘(インストラクター付き)した後、 正社員として初めての給料も出たことだし…と、瑞穂―ナビスコカップ名古屋 vs 横浜と迷った末、 大曽根へ…ナゴヤドームへ行ってきました。ドラゴンズ vs スワローズ。 どう考えても火曜に好投した山部さんのせいですね。投げてるのが my honey だったら、 昔―はっきり言えば高校時代―のように、自チームの攻撃より守備時の方に神経を集中し、 指を組んで祈りながら熱い視線で見つめている、きっとそうだったはずです。 今日も、よく知らない投手が20番を、かつて my darlin' がつけていた番号を 背負ったピッチャーが投げているというだけで、やっぱり投手至上主義で見ている自分がいましたから。 スタメンでは両外国人と岩村さんが知らないぐらいで、後はかつての記憶でも十分に対応できるナインでした。
一番印象的だったのは、代打池山がコールされた瞬間、手拍子(メガホン拍子?)中心の応援を繰り広げていた 応援団が、すぐにトランペットでテーマを吹き始めて、みんな―私を含めて―突然声が大きくなったこと。
♪今だ打て 池山 バットが火を噴くぞ 狙えホームラン レフト場外へ♪
ちょうど、アントラーズのサポーターが「ハセコール」で盛り上がるのと同じ調子です。 池山さんが(ちなみに古田さんと同い年)がスワローズ内で“そういう存在”になったんだな、と思うと 予想以上に時間が流れて“なかった”とはいえ、そこに確実に時の流れはありました。 ビニール傘にご贔屓選手の名前を貼ったギャルやお姉さんも少なくなりましたし…。
傘といえば、私が高校時代、M嬢からバースデープレゼントに頂戴した傘は、もう使えなくなりました。 そこに貼られた人は、今、ファームでピッチングコーチをしているのです…以前にも書きましたが、 岡林さん(古田さんたちより年下)が指導者の道を歩んでいる、それが一番の変化でしょう。 あとは伊東さんが一軍の投手コーチだったり、“消えて”いるお陰で忘れかけているけど、 川崎さんはもう違うユニフォームを着ていたりと、私が青春を捧げた対象は“今はなく”、 対象がなくとも記憶だけが、多少ならぬ美化を受けて残っている、そんな有り様です。
昔は今中さんか山本昌さんが先発だというだけで、負けを覚悟したものですよ。 ドラフト高卒同期の今中さんと川崎さんが―かつてエースと称賛された人が 揃ってファームで調整しているなんて、正直、信じられなかったりします。
これも前に触れましたが、野球選手はサッカー選手より選手寿命が長いので、 山あり谷ありを歩む時間も長いわけで、そう考えるとサッカー選手は閃光のように ギラッと煌いて、そのはかない煌きを愛でるものなのかな、とも思います。 (無論、サッカー界にもカズや森山ゴリ氏のように、長くいろんな道を経ている人もいます)
人生の起伏は、何もスポーツ選手の専売特許ではなく、誰もが持つものですが、 プレーヤーのそれはコントラストがはげしすぎて、他者から見ても心揺さぶられるのです。
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