橋本裕の日記
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2005年11月14日(月) 小さいことにくよくよするな

 リチャード・カーソンさんの「小さいことにくよくよするな」という絵本がある。たまたま書店で目にして読み始めたらとまらなくなった。今日はこの本から私が好きな言葉をいくつか紹介しよう。とても易しい英語で書かれている。英語はこんな風に使うのだというお手本でもある。

<Don't Sweat the Small Stuff>

 小さいことにくよくよするな。小さいことに囚われると、もっと大切なものが見えなくなる。人生の原点は何かと言うことを見失ってはいけない。汗を流すこと、努力することは悪くはないが、ただ努力することがよいわけではない。

<Learn to Live in the Present Moment>

 いまを生きよう。現在のこの瞬間瞬間が大切である。今を生きることを学ばなければならない。もちろんこれは、刹那的に生きるということではない。

<Be Happy Where You Are>

 いまいる場所で、幸せをつかもう。幸せはどこか遠い山の彼方にあるわけではない。今、ここで幸せになれない人は、どこへ行っても幸せにはなれないだろう。

<Fill Your Life With Love>

 人生を愛でみたそう。ありのままの自分を愛し、ありのままの他人を愛すること、幸せになる道はこれしかない。

<Be Kind First>

 まず、こちらから親切を。相手から挨拶されて挨拶を返すのではなく、こちらから笑顔を向けるのである。こちらから心を開けば、どんな頑な相手でも、しだいに心を開くものだ。

<Respond with Love>

 人から罵声や憎悪を向けられたとき、憎悪や罵声を返してはいけない。憎悪には愛情をかえしてやろう。どんな悪人でも、もしその人の置かれた状況や、生い立ちを知れば、同情がもてるものだ。相手を理解することで、憎悪は消える。

<Stay Playful>

 人生を楽しもう。つねに朗らかであること。人生は楽しくなくてはね。

<You can look at it in two ways>

 もの事はいくつもの側面がある。別の立場に立てば、また違った真実が見えるものだ。自分を色々な立場において物事を客観的に眺めてみること、これができる人を知性がある人という。

<Talk to him his way>

 相手に語りかけるときは、相手が理解できる言葉で語りかけなければならない。ほんものの知性を持っている人はこれができる。またこれがほんとうのやさしさだ。

<Don't forget to smell the rose>

 花に香りがあることを忘れないでおこう。人生に大切なのは道草をするゆとりだ。目標を持つことは大切だが、それにとらわれると、もっと大切なことが見えなくなる。人生のかぐわしい香りをいつも忘れないでおこう。

(参考文献)
「小さいことにくよくよするな!」 リチャード・カーソン著 サンマーク出版


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