橋本裕の日記
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いつも4時頃には起きているのだが、今日は起床が5時半だった。最近はときどき寝坊する。まあ、これでも大方の人よりは早いかも知れないが、早起きを身上としている私には寝坊である。
寝坊の原因はいろいろとあるが、今日の場合は2時頃にトイレに行ったことだろう。さすが2時に起きる気はしないので、もう一眠りした。しかしその後の眠りが浅く、おかしな夢ばかりみた。これでリズムが狂ったらしい。
こういうパターンは避けたいのだが、これがときどき繰り返される。おかしなリズムができそうだ。困るのは清浄な朝の時間が少なくなることだ。日記を書く時間もなくなり、内容も疎かになる。今日の日記がその例である。
予定していたテーマはあるが、何だか気力がわかない。かわりに昨日から読み始めた半藤一利さんの「戦う石橋湛山」(東洋経済新報社)について書こうと思ったら、うまい具合に掲示板に植田さんが、この本を読まれた感想を投稿して下さった。ここに引用させていただくことにする。
−−−−−「戦う石橋湛山」に学ぶ −−−−−−−−
掲示板でみなさんにお知らせしたくなって投稿します。 「日記」11/4付で紹介されていた「石橋湛山の先見の明」を拝見し、Amazonで標記の本を購入して一読しました。徹底した湛山の反戦論もさることながら、満州事変から上海事件、国際連盟脱退に至る軍国主義への急展開に朝日・毎日の二大新聞が戦意を煽り立て、大衆を戦争への熱狂と興奮に誘導した流れが当時の記事を証拠に跡付けられていて、唖然とする思いでした。 今までは言論の自由を圧殺した軍部権力の責任が大きいと思い込んでいたのですが、軍部も世論の後ろ盾があったからこそ謀略を重ねて侵略を進めることができたのです。当時もマスコミが世論の形成に大きな力をもっていたことが分かります。 これは過去の事実に止まりません。小泉首相の民営化解散の場合も、マスコミは問題の本質を論じることを忘れて解散に賛成し、「刺客を放った」とか「小泉チルドレン」とか、コマーシャルまがいの新語をばらまいて、世論を小泉支持に誘導したとしか言えないからです。 今後もマスコミへ監視と批判の目をそらしてはならないと痛感します。因みに、私たちのHPでも石橋湛山の反戦論について紹介しています。自虐史観とか謝罪外交の是非を語る前に、昭和5年から日米開戦までの史実を認識することが、平和の大切さを説得する大きな力になり得ると思います。
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現在6時である。この日記、今日は15分間で書くことができた。これは新記録だ。植田さん、ありがとうございました。私も今日一日かけて、じっくり読んでみたいと思っています。
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