橋本裕の日記
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2004年11月25日(木) 債権放棄を迫られる日本

イラクの債権総額は約1200億ドル(約12兆4800億円)にのぼる。アメリカはこの巨大な債務がイラク復興の足かせになっているとして、各国に負債の放棄や削減を求めている。

 そのなかで、サウジアラビアとクエートがイラクに貸したお金は、サウジが約300億ドル、クウェートが約160億ドルの、合計約460億ドル(約4兆7800億円)で、全体の4割弱にのぼる。

 米政府高官が朝日新聞に語ったところによると、サウジアラビアとクエートは負債の削減に応じる姿勢を示したという。削減幅はあきらかではないが、原油価格が高騰するなか、空前の石油収拾で潤う両国は、イラク債権のほぼ全額を放棄するのではないかと言われている。

 アメリカは債権22億ドルの95%を削減する方針で、パリ・クラブ(日米欧など19カ国でつくる主要債権国会議)で同様の対応を求めていたが、こうしたなか、ドイツのアイヘル財務相は20日、スノー米財務長官とベルリンで会談し、対イラク債権24億ドルの80%を削減することで基本合意したという。

 パリ・クラブで最大の公的債権を持つ日本にも、対イラク債権削減に向けて圧力がかかっている。近い将来、発表があるに違いないが、アメリカとの関係を考えれば、8割を下ることはないだろう。

 ちなみに、財務省によると、パリ・クラブ向けに提出した日本の債権額は、国際協力銀行の債権が4億8200万ドル、貿易保険が36億2700万ドルで合計41億900万ドル(4904億円)である。

 アメリカがなぜ率先して各国に債務放棄を求めるのか、それは自らが4兆ドルもの世界最大の負債を背負っているからだ。アメリカ経済が破綻すれば、まっさきにアメリカは最大の債権国である日本に負債の放棄を求めてくるにちがいない。

 その額は何百兆円にもたっし、イラクの比ではない。小泉首相は今年度からドル買い介入資金枠を79兆円から140兆円に増やしたが、総税収42兆円の日本が、米国債をこれからも何十兆、何百兆円と購入し続けるのか、その是非を考えてみるべきだろう。

 アメリカへの仕送りは断固止めさせましょう。
 このお金で、アメリカは減税をし、戦争をします。
 そうすると、アメリカの株価が上がり、
 株に投資しているお金持ちが喜びます。
 その結果、世界はますます分裂し、
 世界に飢餓と貧困がはびこります。
 犯罪と戦争がはびこります。
 そして、多くの人々が傷つき、
 飢えと寒さの中で死んでいきます。
 こんな悪循環を断ち切るために、
 アメリカへの仕送りは止めましょう。
 その何分の一のお金でもいいので、
 世界の人々が喜ぶことに使いましょう。
 そうすれば、私たち日本人も、
 国に愛情と誇りがもてるはずです。
 私たちの日々の労働に、
 よろこびと安らぎが見いだせるはずです。


橋本裕 |MAILHomePage

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