橋本裕の日記
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2003年10月07日(火) わたしのケチケチ人生

 来年から大学が法人化され、国立大学の授業料が20万円ほど値上がりしそうだという。わが家にが該当者が二人いるので、あわせて40万円ほどの値上げだ。給料のベースアップは期待できそうもないから、これはかなり苦しいことになる。

 家計を切りつめると言っても、そもそもわが家の場合はかなり質素な暮らしをしているから、これがなかなか難しい。ちなみに私の場合をあげれば、眼鏡もネクタイも100円ショップで買ったものを愛用している。散髪は自前でする。酒も飲まなければ煙草もすわない。

 日曜日の外出は木曽川河畔のような歩いていけるところ。最大の楽しみは公立図書館へ行って本を読むこと。滅多に本や雑誌は買わず、ほとんど図書館で借りることにしている。旅行も青春18切符の旅で2泊3日の費用は1万5千円。使っているパソコンは8年前に買ったものだし、通勤に使っているカリーナはもう15万キロほど走っている。これをあと二年は乗るつもり。まあ、こんな具合だ。

 私は人生を楽しみむためにお金はいらないと思っている。これはやせ我慢で言っているのではなく、本心でそう思っている。消費よりも生産的な活動の方が楽しい。こうして文章を書いているのもその一つだ。あと人と会って会話をたのしむ。散歩しながら風景を眺め、あれこれ人生の問題を考える。そして俳句や短歌をつくる。こうした活動にはほとんどお金はかからない。

 しかし、やはり生活するのにお金は必要だ。とくに家のローンがあるのがつらい。次ぎに厳しいのが子供の教育費だろう。これで私の収入の大半が消えて行ってしまう。なんとも馬鹿らしいことである。家を一軒持ち、子供を育てるのにこれほどコストがかかるのはおかしい。こうしたことは恐らく日本という国の政治の貧困に由来するのだと思っている。

 小泉首相は国と地方との関係を見直すと行っている。いわゆる「三位一体の改革」と呼ばれている。「地方自治の重視」と言えば聞こえはよいが、実態は教育や福祉は地方に任せてに国はもうお金を出しませんということだ。その象徴が「義務教育国庫負担制度の解体」だろう。

「三位一体の改革」では、地方へ財源移譲をうたっているいるが、問題はその額が充分でないことである。ほんとうに地方住民の福祉の向上のためになされる改革ではなく、その動機が国の財政再建ということだからこんなことになる。「改革」は必要だと思うが、その方向性が問題である。「小泉改革」のまやかしに騙されないで、私たちは生活優先の立場から、ほんとうの改革を要求していかなければならない。


橋本裕 |MAILHomePage

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