橋本裕の日記
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2002年04月28日(日) 存命のよろこび

 私の好きな哲学者マルクス・アウレリウスの言葉に、「明日はもう、いのちなき者のごとくに、今日を生きよ」というのがある。明日という日が、未来永劫つづくと考えるから、人は今日という日を粗末にするのだろう。さて、今日も、むかしの日記から、詩の引用である。

  存命のよろこび

 いま、ここに、「在る」ことの喜び
 何が楽しいというのではない
 ただ「在る」ことが喜びなのだ

 生きていて
 世界を感じることができるということ
 そのことがどんなに不思議で
 かたじけないことか

 水と
 空気と
 日差しとともに
 私と、私が愛するものたちが
 いま、ここに、こうして「在る」こと
 こんなにうつくしい奇跡が
 ほかにあろうか
 
(1989年8月23日の日記より)


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