J (ジェイ)  (恋愛物語)

     Jean-Jacques Azur   
   2002年12月05日(木)    レイについてのふたつの疑問

J (1.新入社員)

3.雨、そして (5)


私はさらに暫く泳いでから、プールサイドに上がりました。

雨は多少小降りにはなってきましたが、依然降っています。
新入社員たちはビーチボールなどで遊んでいました。

私が上がったのを見て、友美さんが上がってきました。
「冷たい、少し寒いわ、」
「うん、もう上がろう、みんなはほっとけばいい、」

(子供じゃないんだから、)
私は心のうちでそう呟き、
友美さんにバスタオルを掛けてやりました。


私と友美さんが上がったのを見て、
レイと杉野佳菜も上がってきました。
「さっむ〜、工藤さんたち、もう上がるんですか?、」
とレイが私に聞きました。
「うん、もう泳ぎはいいから、温泉に入ろうと思ってね、」
レイと杉野佳菜は顔を見合わせ、
「じゃ、私たちもそうしよっ、」
と杉野佳菜が明るくにこにこして言いました。



ですが、私は女の子達と一緒に風呂に入れませんので、
そこで3人と別れ、一人タオルをもって浴場に行きました。

沸かし湯とはいえ、一応温泉、
冷えた身体にはとても心地良いものです。

私は深深とあごまで湯船につかり、
浴場の天井を仰ぎ目を瞑りました。


レイ、、、

私の脳裏にレイのことが浮かんできました。

私にはレイについて、
この夏季研修でふたつの疑問が生まれていました。


ひとつは、
レイが付き合っている人がいるのか、いないのか、ということ。

友美さんには、いると言い、
私には、いないと言ったレイ。
何故だろう?

好きな人はいる、と言ったレイ、
どういう事だろう、、、


もうひとつは、
レイの水着の下の秘められた果実、

レイの胸の形はどんなだろう?
レイの乳輪は、、、

うーん、、、これはオレは一生知る由もないか!


私は、ザバっと湯で顔を洗い、
「ふ〜っ」と、ため息のような、おおきな息を吐きました。



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