DIARY
更新履歴も併せて記録。

2007年04月11日(水) ピーチティ。

今日はピーチティを飲んでいます。
リ●トンです。

*

今日の日記は長いですよ。
辞めといた方がいいですよ(プ。


*

ヤフーニュースを毎日見るんですけど、
また出てきた根津先生。
で、今回は死後生殖ですか。
ほぇー。
俺的にかなりメジャーな婦人科医。
っていうのも、
かつて生命倫理の講義で、
やたらこの人の話を聞かされたんですよ。
体外受精だの代理母出産だの。
なんかすっげーインパクトあった。
この人はロックです(笑。
いや、嘘です。
不妊治療の手段として、
学会で倫理的に禁止されてる体外受精や代理母出産を、
知った事かとでも言いたげにやってのけます。
不妊で悩む患者はそうして念願の子供を授かるわけですが、
果たしてこの医師の遣った事は是か非かと。
まぁそういう講義なわけですけれども。
生命倫理ってのは考える事に意義があるようで、
それに対して明確な答えはないみたいです。
道徳ですから。
つっても世の中はルールに乗っ取って動いていますので、
ルールを破ってしまうのは良くない事です。
社会はそういう風に出来ています。
例え結果的に誰かが幸せになったとしても、
一つルール違反を許してしまえば、
秩序を保つのは一気に難しくなってしまいますね。
既存のルールを見直す、という方向もありますけれども、
まぁ偉い人ってのは自己を省みない人種です。
ていうか偉い人は一度言ったこと、決めたことを、
おいそれとは覆せないプライドと地位を持っていますから、
例え時代にそぐわなかろうが何だろうが、
よっぽどの事がない限り既存のモノが覆る事はありません。
そのよっぽどの事ってのは、
人命などの一般的「よっぽどの事」ではなく、
彼らのプライドや地位を脅かす程ののっぴきならない事態です。
ですから、
向井●紀がどれだけ泣いて喚こうと、
望まれて愛されて生まれた双子の未来がどうなろうと、
彼らにとっては痛くも痒くもないのです。
実際の所。
じゃあそんなのっぴきならない事態とは何かっていうと、
結局の所は民主主義ですから、
その他大勢の声、所謂世論というヤツですね。
それも、彼らがおいそれと街を歩けなくなる程の批判です。
でも残念なことに昨今の日本人は無関心だそうです。
っていうのも、
多くの日本人は、
望まれたものになる事に疑問を抱かないように培養されて来ました。
右へ倣えの精神です。
とかく女性には、
コミュニティに属して生活する事が安心だわ。
と言う人が多いようです。
そしてまた噂も大好きです。
所属したコミュニティで沢山の情報交換をします。
そして沢山の情報を収集します。
例えば雑誌、週刊誌、ワイドショー。
勿論ネットやバラエティもそうですね。
コミュニティに属していたいという事は、
少数派で居る事を良しとしない、と言うことですから、
皆が言っていることが正しい、と言うアレです(何。
それに、頭のいい人は「コレが正解」と上手く導きますから、
大体の人はあんまり疑問を抱きません。
そしてそんな女性と言うのはやがて「母親」になりますね。
子供と言うのは結局の所母親に依存して生きています。
父親も当然必要ですが、
最終的にはやっぱり母親が一番です。
何せその体内にて育てられた存在です。
そもそもヒトっていう種族は、
餌を摂り外敵から家族を守るのがオスの勤めであり、
子供を育て家庭を守るのがメスの勤めのようです。
だから幾ら共働きが増えたと言っても、
やっぱり「母親が子育て」の構図は当分変わらないと思います。
多分今種の進化が起きている最中なんじゃないかと(何それ。
なので、女性を上手くコントロールしていけば、
必然的にその子供も上手くコントロールできるという理屈です。
一方で男性は金や権力に関する情報は食いつきますが、
もっとマイルドな部分に関しては食いつきが良くありません。
女性に比べると即物的なような感じです。
政治経済や社会情勢などには興味深々ですが、
教育や保健などにはそれほど重みを感じないようです。
例えば健康志向とは言いますけれども、
健康じゃなきゃ仕事に差し支えるし好きな事もできんわ!
という方向での健康志向と、
健康であるということが大切なのよ!
という方向での健康志向という違いがあると思います。
女性はとかく感覚的、感情的なのです。

で、何の話だ。

まぁそういう訳で、
世論の殆どは女性が作っているという話です(え!?
いかに女性の興味を引けるか、と言うところが重要です。
でも人口の約半分は男性です。
偉い人をぐらつかせるだけのパワーを生み出すには、
やっぱり男性の興味を引かなければならないわけです。
さて、じゃあ最初に戻ります。
不妊治療と言って真剣になるのは一体誰なのか、という話です。
妊娠、出産と言えば女性です。
当然男性の協力が無ければなし得ないことですが、
何故か『女性だけの問題』として取り上げられるようです。
なので、大多数の男性は他人事でしょう。
それに女性全員がわが身と思っては居ないはずです。
と言うことは、
偉い人たちを動かすほどの世論は生まれないというわけです。
だから今後も第二、第三の向井●紀は出てくると思われます。
そして第二、第三の根津●紘も出てくると思います。

思うんですけどね。
代理母出産の件でちょっとネサフしてみたんですけど、
人身売買、という話が出てきてびっくりですよ。
要は「高田の遺伝子を残したい」という発言がそうさせたようですが、
はっきり言ってですね、
愛するヒトの遺伝子を残したいと思うのは当然では?
別に彼がプロレスラーだから、と言うことに限らないと思います。
でもまぁあの発言をそう受け取る人がいるっていうことは、

有能な遺伝子を選別して人工授精し、
有償で誰かの腹を借りてぽこぽこ生ませれば美味しいな!

と思う人が居るんだって言う事を提示しましたね。
同じ発想ですよね、それね。
あの夫婦がやってるのは体のいい人身売買だから、
代理母出産は禁止すべきだ!!
と言っている人たちは、
我々のような人間がいるから危ないよ、って言いたいんでしょうか。
凄い主張です、立派です。
だけどそしたら大概の事は禁止ですよね。
色んな人がいますからね。
つか、

愛する人との子供が欲しい。
自分たちが愛し合い、そこに存在した証が欲しい。

そう思う事の何が不自然か。
ま、その発想が子供をモノ化していると言う話もあったけど。
要するに記念品=子供、みたいな?
でもさーちょっとそれ言っちゃおしまいじゃん。
何の為に子供生むんだっつー話じゃん。
生殖本能じゃん。
自分たちの遺伝子を残したいから子供を生むんだよ。
ある人は「遺伝子の入れ物」と言ったくらいだ。
結局は手段なんですよ生殖行動自体が。
でも生まれた子供の人格は子供のものですから、
子供の存在自体が既に記念品であって、
その記念品がどういう風にその先生きていくかってのは、
もう親の感知するところではないと思いますよ。
だって親は種の保存が出来たことで一応は役目を終えたのです。
種によっては生んで即自立も有りですからね。
でもヒトは不完全で生まれてくる稀有な種族ですから、
生まれてからも割と長期間の庇護は必要です。
躾と言うのは結局生きていく手段を教える事です。
餌の摂り方、身の守り方。
ただ、人間は他の動物よりも広大な社会を築いたが為に、
生きていく手段はえらく多様で膨大です。
人間は大変ですねぇ。

おっと。

まぁ何が言いたいかと言うとですね、
どうも不妊治療の件について吐き出したかったようなんですよ。
不妊治療に於ける体外受精も代理出産も死後生殖も、
要は愛する人との子供が欲しいという切実な願いです。
欲しくても産めない、産まれない。
そういう人たちの苦肉の手段ですよ。
全面禁止してしまうのはエゴだと思います。
許せば金儲けに使う人たちも居るでしょう。
だったらそういう規制をしたらいいじゃないか。
性転換なんかすっげー規制されてんじゃん。
辛い治療に耐えて、問診を幾つも通って、
何度も手続きして漸く新しい自分を手に入れる。
そうまでしてでも欲しいアイデンティティ。
それを許せてなぜこれを許せないのか。

あ、関わる人間が多いからか。
代理母が引渡しを拒んだらどうするのか、とか、
妊娠中に離婚したらどうなるのか、とか、
気が変わったら子供の行き場はどうするのか、とか、
生まれた子供の処遇はどうするのか、とか?
でもそういうの紙一枚で済むから。
契約書とか誓約書とか書かせればいいじゃない。
んで超厳しい関門を通せばいいんじゃない?
破棄したら責任取らせろよ。
大体無事に結婚して出産しても捨てる親がいんのに、
それを無視してこっちを規制する意味がわかんない。
生めるのに生まないってのが増えてんだし、
そういう人に「生んでよ」ってお願いするよりも、
生みたくても生めない人を援助した方がよくね?
手段があるならさ。
摘まなくてもいいじゃない、希望を。
愛し合った証が残せるなら助けてやろうよ。
残したくても残せないカップル沢山いるんじゃないの?

大体ズレてんだよねー。
時代に、とかじゃないよ。
出産前診断とかもそうじゃん。
ああいうのだって種の選別だ、障害者差別だなんつって、
倫理に反するだのなんだの言ってるけど、
じゃあ生まれてきた障害児を保護してくれるの?と。
障害者抱えた家族を守ってくれるの?と。

そりゃあ人間五体満足な丈夫な子供が、
通常の手順を踏んで生まれてくれれば言う事無いと思うよ。
でもそれって案外奇跡的なんだよね。
普段当たり前だって思ってる事って、
結構凄いことなんだよ。
セックスして子供が出来ました。
無事生まれました、二十歳になりました、なんて。
当たり前だと思っていられるのは、
そうじゃない人たちを隔離してるからだよ。
知らされていないからだよ。
いくら望んでも生む事も出来ない夫婦だとか、
生まれてくる事が出来なかった子供だとか、
生まれても直ぐに死んでしまった子供だとか、
長生きできませんって言われてしまった子供だとか、
手が無い足が無い未発達未熟病弱異常、
そんなの沢山いるんだよ。
見ないフリしてるだけだよ。
自分がそうじゃないから、周りがそうじゃないから、
全然特別な事じゃないのに特別だってことにして、
俺らは正常です、って顔でふんぞり返ってるだけなんだよね。
そんで助けてもくれないくせして、
アレは駄目コレは駄目なんて。
手を差し伸べるつもりも無いくせに、
たまにいい顔して同情して哀れんで助けた気になってる。
てめぇの存在が奇跡なんだ、って思いもしない。

当たり前なんて無い。

そういうこと。
補え合える何かを持っているなら、
惜しまず使ったらいいんだ。
その為に集団で生きてるんじゃないの?
違うの?


ああそうですか。


 < old  index  new >


hydra