ハロウィーン通信

[ こんな手もある。 ]  2006年10月29日(日)


どんな手かというと。

こんな手だあああああああ!



冷たい、なんて冷たい手だ!
氷のような手、ではなくて本物の氷の手。
ゴム手袋に液体を入れて凍らせて作ります。

アメリカのパーティーデコレーション
「Gory hand」
→http://www.pat.hi-ho.ne.jp/maaz/season/h-cooking4.htm
の紹介を見て以来、いつか作ろう!と思っていたものの、
ぎゅうぎゅう詰めのうちの冷凍庫では無理だろうな、と
なんとなく延び延びになっていました。

思い切って作ってみましょう。
アメリカではカラフル・ポップなゼリーの素を頻繁に使いますが、
今回はお手軽で飲み物も冷やせる、透き通った普通の氷の手にします。

ゴム手袋に水を詰め、口を輪ゴムでぐるぐる巻きにして縛ります。
思ったよりしっかりしていて、横にしても立派に手に見えます。
完璧な手の形にするには深型の冷蔵庫に吊るすのが最適なのでしょうが、
大丈夫、横にできるならうちの冷凍庫でもそれらしく作れそう。
ごそごそと中身を片寄せて、ごろんとトレイに転がして。

2、3日後。



できました。(右)

使用したのはラテックス製ディスポグローブ、
使い捨てタイプの薄手の天然ゴム手袋です。(左)

あ。水が凍ると膨張するという事を考えに入れていなかった。
異様にむくんだハンド君になってしまいました。
水は手袋ぱんぱんに入れなくてもいいようです。
おまけに、膨らんだ手首に瓶があたって変形してる。
手袋の周囲には余裕を持って空間を作っておきましょう。

それでは皮膚の切除を行う。
メス。
‥‥いえ、ハサミでいいです。



当然ですが、作業中手が冷たいです。
氷の手が、ではなくて自分の手が。
手袋をはがす時は、手袋をしたほうが良さそうです。
写真ではどれがどの手かわからなくなるので、我慢してます。



ふっふっふっふ(怖)。
指先は慎重に、つるっとむきましょう。
決して内側が起毛になっている手袋で作らないように。
水で表面を流して、ぴかぴかにします。(冒頭写真)

簡単ですね!
次の機会には赤いジュースやコーヒーで作ってみましょう。
前回のようにデザートや飲み物を冷やすのに最適です。


注意事項をもう一つ。
事情を知らない家族が冷凍庫を覗いてこの「手」を見たら

‥‥卒倒します。

(ナルシア)


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