hazuki's diary

2010年10月30日(土) 本屋

れ・・・

あ・・・
「お」が抜けた・・・
なんか、間抜けだけど、まあいいか

今朝のはばたき市は、まだ曇り空
台風一過ってのは抜けるような青空に
・・・なるものだと思っていたけれど、案外そうでもないらしい
というよりも、今回の台風は台風らしくなくて
台風=ぬるい風が吹くってのもあてはまらなかった
寒い台風は、あんまり経験がないような?

昨日、本屋へ寄って来た
欲しい本があったから、まずいつも寄る小さな本屋へ行った
で、棚に見当たらなかったから店員に聞いてみたら
店員は、レジの中にあるパソコンで在庫検索をして探してくれた
結果として、俺が欲しい本はその店にはなかった

二軒目のちょっと大きい本屋でも、目当ての本は棚になくて
やっぱり店員に聞いてみたら、同じようにパソコンをカチャカチャして
在庫は残念ながらない、といわれた

三軒目の一番大きな本屋では・・・
在庫検索をするパソコンが本棚の間においてあるから
自分で入力して探してみた・・・
B−13番の棚の10に在庫あり・・・と表示されて
俺はめでたく欲しい本を手にいれる事が出来た


パソコンが、当たり前の世の中になる前・・・
俺は、小さな小さな本屋へよく行っていた

その本屋は、ばあちゃんが一人で店番をしていて
近所のガキが立ち読みをしているような店だった
駅からも遠いし、数メートル先には大きなチェーンの本屋があって
どう考えても、ばあちゃんの本屋で本を買う人は少ないだろ、そう思っていた

俺はいつも少年ジャンプを買った
ばあちゃんは、いつの頃からかジャンプをレジの後ろにとっておいてくれて
何も言わなくても、店に行くとジャンプを出してくれるようになった

ばあちゃんから、来月には店を閉めると聞いたとき
大きな本屋に負けちゃったのか、そう思うとなんだか俺は悔しかった

閉店する、その日・・・
ばあちゃんの小さな本屋は、店中に花が溢れていた
たくさんの花は・・・客からの贈り物だった

ばあちゃんは、パソコンを使わなくても、全部覚えていた
本がどこにあるのかも、誰が何を買うのかも・・・
俺はその日を最後に、少年ジャンプを買うのを止めた

じゃ、また


 < いままで  INDEX  これから >



 拍手をここにも置いてみた・・・思う存分使ってくれ



LM 葉月 珪 [MAIL] [HOMEPAGE]