れ・・・
あ・・・ 「お」が抜けた・・・ なんか、間抜けだけど、まあいいか
今朝のはばたき市は、まだ曇り空 台風一過ってのは抜けるような青空に ・・・なるものだと思っていたけれど、案外そうでもないらしい というよりも、今回の台風は台風らしくなくて 台風=ぬるい風が吹くってのもあてはまらなかった 寒い台風は、あんまり経験がないような?
昨日、本屋へ寄って来た 欲しい本があったから、まずいつも寄る小さな本屋へ行った で、棚に見当たらなかったから店員に聞いてみたら 店員は、レジの中にあるパソコンで在庫検索をして探してくれた 結果として、俺が欲しい本はその店にはなかった
二軒目のちょっと大きい本屋でも、目当ての本は棚になくて やっぱり店員に聞いてみたら、同じようにパソコンをカチャカチャして 在庫は残念ながらない、といわれた
三軒目の一番大きな本屋では・・・ 在庫検索をするパソコンが本棚の間においてあるから 自分で入力して探してみた・・・ B−13番の棚の10に在庫あり・・・と表示されて 俺はめでたく欲しい本を手にいれる事が出来た
パソコンが、当たり前の世の中になる前・・・ 俺は、小さな小さな本屋へよく行っていた
その本屋は、ばあちゃんが一人で店番をしていて 近所のガキが立ち読みをしているような店だった 駅からも遠いし、数メートル先には大きなチェーンの本屋があって どう考えても、ばあちゃんの本屋で本を買う人は少ないだろ、そう思っていた
俺はいつも少年ジャンプを買った ばあちゃんは、いつの頃からかジャンプをレジの後ろにとっておいてくれて 何も言わなくても、店に行くとジャンプを出してくれるようになった
ばあちゃんから、来月には店を閉めると聞いたとき 大きな本屋に負けちゃったのか、そう思うとなんだか俺は悔しかった
閉店する、その日・・・ ばあちゃんの小さな本屋は、店中に花が溢れていた たくさんの花は・・・客からの贈り物だった
ばあちゃんは、パソコンを使わなくても、全部覚えていた 本がどこにあるのかも、誰が何を買うのかも・・・ 俺はその日を最後に、少年ジャンプを買うのを止めた
じゃ、また
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