| 2010年08月03日(火) |
恐ろしい夜(改訂版) |
8月3日の日記
アクエリアスをドラックストアで買ってきて とりあえず、500mlのペットボトルを開けた
久々に飲んだアクエリアスは、なんだかとても甘く感じて それでも、その甘みがやたらうまくて・・・ ぐびぐびと500mlを飲み干してから布団にもぐりこんだ
ずっと熱帯夜続きのはばたき市では 寝ようと思ってもエアコンを消すととても眠れない でもその晩は、何故だかエアコンの風がなんとなく寒かった だから、何もつけずにそのまま寝ようとした
布団の上で何もかけずに、しばらくうとうとした 普通なら、うとうとのあとは気持ちよく眠れるはずだけれど そのときの俺は、夢と現実を行ったりきたりした そして、ふと気づくと、やたら寒くて・・・掛け布団をかけた
寒いなと思ってからトイレへ行って 戻ってきてもう一度アクエリアスを飲んだ さっきのアクエリアスはやたらうまかったのに 2Lのでかいペットボトルのは味が何もしなかった
小さいほうのがうまいのか
ボトルの大きさで味が変わるわけはないのに そんな風に納得してしまうくらい、俺の頭はボケていた
それにしても、なんで今日はこんなに寒いんだ?
その時思ったのは、ただの疑問 でも、何故だか体温を測ろうと思い立った そして数秒後、その寒気が発熱のためだと知った
39.4
表示された数字を見た途端・・・ 全身に悪寒が走り、さらには、節々まで痛くなってきた
やばい 熱があったのか
確かに、二日酔いが終わっても頭が痛い時点で 自分は軽く熱中症にかかったんだろうとは思っていた だから、アクエリアスを飲んで水分を取ればよくなるだろうと思っていた でも時既に遅し、俺の症状はその次の段階に進んでいた
体温が高いと知ってから、急に怖くなってきた 何しろ、毎日何人もの人が熱中症で亡くなっている いくら自分の不摂生が原因とはいえ、死ぬのはやばい
慌てて保冷財で腋の下を冷し 頭にもジェル状の冷却材を貼り付けてみたけれど それでも、やっぱり熱が高いままだった
迷った末に・・・俺は救急相談センターへ電話をしてみた 救急相談センターは、病院へ行ったほうがいいのか迷ったとき 救急車を呼んだほうがいいのか迷ったときに 119へ連絡する前に相談できる
電話口で、年齢と症状を説明すると 何故だか救急担当のものが今他の電話をとっているといわれた 相談するために電話をしたけれど 症状を判別する人が手一杯と言うことだった
「とりあえず、救急車を呼ぶ前に病院へ直接電話してみてください」
そう言われ、病院の電話番号を教えられた
今思うと、救急相談センターも 延々と鳴り止まない電話対応にキュウキュウしていた 救急車の出動要請があったら断ることは出来ない でも、今は出来れば呼んで欲しくないってことだったんだろうと思う
救急対応の病院へ患者が直接電話をする そういうのもありなのか そんなことを思いながら、病院へ電話をすると 今度は電話口で、救急病院の恐ろしいほどの大変さを感じた
とにかく、電話口の向こう側でいくつもの電話のベルがバンバン鳴っていた 電話が鳴っていても誰も取らない、じゃなくて取れない 俺がかけた電話も事実かなり長く待たされた それでも、取ってもらえただけラッキーだったんだと今は思う
結局、医者(らしき人)は病院へは来なくていいと言った 熱があっても電話できるくらいならまだ大丈夫だから とにかく冷し続けるように、水分をとるようにと言われた
電話をする前は・・・ 救急へ行けば手当てしてもらえる、そんな気持ちがあった でも、それは無理なんだな・・・ このくらいなら、まだ大丈夫 その言葉を信じて、俺は首の後ろと腋の下を冷し続けた
意識は、多分、大してはっきりはしていない 朦朧とまでは行かないけれど、多分その一歩手前 それでも、半分寝ているような起きてるような状況で堪え続け アクエリアスの2Lを飲み終えた頃・・・ 突然、汗が噴出した
あ・・・ 今まで、汗も出てなかったのか
気づくのが遅いけれど・・・確かに汗が出ていなかった 高熱なのに、汗が出ない すなわち熱を排出する機能がおかしかったから 身体に熱がこもったままだった
汗が出るようになったら・・・ 後は驚くほどの速さで熱が引いていった
目が覚めると、本当にびっくりするほどすっきりしていた こうして振り返ると、馬鹿なことをした自分の責任を感じるけれど 改めて、熱中症の恐ろしさを知った夜だった
おまえも気をつけろよ
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