「春一番が吹いた昨日とは一転して 今日は北風が強い一日となるでしょう」
気象予報士はそう言ったけれど こうして空を見上げる俺の背には 充分に春を感じる日差しが降り注いでいた・・・
「お、飛行機だ」
そう声に出してカメラを構えた けれど・・・写っていたのは、ぽつんと小さな白い点・・・
それでも・・・ 何も無い、ただ青いだけの空を 俺は・・・・おまえに見せたいと思う
俺の隣に並んで、この空を眺めて欲しい・・・ そして、背中が温かいって思って欲しい・・・
北風が、どんなに吹いていても 二人で一緒にいたら・・・寒くない
それでもおまえが寒かったら 俺がおまえを抱きしめるから・・・
その時・・・ おまえは俺に、どんな言葉をくれるのだろうか・・・
じゃ、おやすみ
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