hazuki's diary

2006年06月16日(金) 甘い夜(SSS)



「それでね、友達ったらね〜」

俺はビールを飲みながら
おまえが嬉しそうに話すその言葉を聞いていた

内容は・・・他愛のない友達のドジ話
こいつの友達はいわゆる「類は友を」ってたぐいなのか
少し間が抜けていて・・・行動はお笑いに分類されるようなことが多い
その話を・・・面白おかしくいつも話してくれる

「でね、もうホント笑っちゃった」

おまえはさも可笑しそうに俺の肩をバンバン叩いた
笑った話を笑いながら話すわけだから
聞いているほうは・・・中身がいまいちわからないような状態だけれど
それでも、楽しそうな顔を見ることが俺の楽しみなんだなって・・思う

おまえは・・・ビールをジンジャーエールで割ったカクテルを
「ジュースみたい」ってうまそうに飲んでいた・・・
それでも、アルコールは入っているから・・・
少しずつ染まってゆく頬が・・・色っぽい

「ねえ、珪くんは何で酔っ払わないの?ん〜〜、もぉっ」

自分のグラスを ぐいっ と俺のほうへ突き出して
おまえは口を尖らせながら俺を睨んだ
自分だけが酔っているのが少しばかり悔しいらしい・・・

「俺も酔ってるよ・・・」

俺は・・・目の前に出されたグラスごとおまえの手を握る
そのまま引き寄せて・・・ソファーの隣に座らせた

「あんっ」

可愛い声を出しながら・・・俺の横に納まると
おまえは目を閉じて俺の肩にもたれかかった・・・

「なんか気持ちいいかも・・・」

俺は・・・おまえのグラスをテーブルに置き
身体を引き寄せて・・・髪にそっとキスをする

「珪くん・・・」
「ん?」

おまえは・・・潤んだ瞳で俺を見た
艶やかな唇が・・・ほんの少し開き・・・
甘色の・・・吐息を漏らす

俺は・・・







**********


俺・・・

日記に詩でも書こうと思ったんだけれど・・・
どうも脳内の妄想は・・・別のものを求めているらしく
こんな話になってしまった

続きは・・・希望があれば明日の日記にでも書こうと思う

じゃ、また


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 拍手をここにも置いてみた・・・思う存分使ってくれ



LM 葉月 珪 [MAIL] [HOMEPAGE]