| 2005年10月17日(月) |
エアポート午前11時・1(SSS) |
はばたきエアポート AM11:08
雨のはばたき市 エアポートラインの車窓から眺める空は少し重い灰色 それでも・・・空港へ着いた俺の心は浮き立っていた
「んと、11時20分着だからね♪」
メールの文字 浮き立つ気持ちはおまえも同じ
「空港で迷ったら泣きながら電話してこいよ」
意地悪な俺の言葉に
「一歩も動かないでお地蔵さんになって待ってるから迎えにきて」
そう言った
俺たちが離れ離れに暮らすようになったのは・・・おまえの転勤 まさか行くとは思わなかったのに あっという間に引っ越していったおまえ
それから2年半・・・ ようやく「迎えに行く」ことが出来た俺
新しい部屋に次々と届く・・・おまえの荷物 梱包を解くのは悔しいからやらない 俺の知らない2年半の・・・おまえの持ち物 そんなものにまで妬けてくる・・・
到着ロビー 案内板の文字を何度も確認する はばたきエアー681便は定刻より14分の遅れ
たった14分 それだけの時間すら、待ち遠しくてたまらない
空港のいたるところにある時計 そのデジタルの文字は、何度見ても同じ数字で 恐ろしく遅く、しかもたった一分ずつしか進まない
あの時計は・・・絶対壊れてる
そう思えて仕方ない
それでもどうにか11:34の表示に変わると 到着を知らせるアナウンス・・・
ようやく・・ようやくおまえに会える
続く
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