hazuki's diary

2004年09月04日(土) 深い眠りの底から・1(短編連載日記)


そのとき・・・俺の腕の中から

するりと

おまえの身体が、海へ沈んで行った


その腕を取ろうと手を伸ばす俺

冷たい水

黒い海

真っ白なおまえの顔は・・・まるで蝋人形のようで

ただ、微笑を湛え・・・

闇の中へ消えて行った


「行くな!」

俺の声は波の音にかき消されてゆく




つづく


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 拍手をここにも置いてみた・・・思う存分使ってくれ



LM 葉月 珪 [MAIL] [HOMEPAGE]