そのとき・・・俺の腕の中からするりとおまえの身体が、海へ沈んで行ったその腕を取ろうと手を伸ばす俺冷たい水黒い海真っ白なおまえの顔は・・・まるで蝋人形のようでただ、微笑を湛え・・・闇の中へ消えて行った「行くな!」俺の声は波の音にかき消されてゆくつづく