ある・・・冬の朝
空はどこまでも・・・澄んでいて
朝焼けが・・山をオレンジ色に染めている
吹き抜ける風は身を切るように冷たい
でも・・・今の俺は温かい
それは・・・あいつがくれた・・・マフラーが
俺を包んでいるから
「珪くんへ、クリスマスのプレゼント!」
そう言って・・・おまえは俺の首にこのマフラーを巻いてくれた
ふわりと・・・その温かみが・・・俺を包んだあの日から
どんなに強い北風が吹こうとも・・・
雪が俺の上に積もろうとも・・・
俺は寒くない・・・
「って、珪くん何言ってるの? はばたき市、北風吹いてないし! まして雪も降ってないし! マフラー家に置いたままだったくせに!!」
あ・・・ばれてた?
ごめん・・・・、マフラー巻いたら暑いから
あ・・・暑いじゃなくて
おまえの愛で・・・熱い・・・から(照)
「ぶぶー! 照れ笑いしてもダメ! 全くもう、今日から毎日巻いてなさい!!」
う・・・うん
俺・・・
おまえの愛に包まれて・・・・温かいよ
(通り過ぎて熱いとも言う)
END
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