| 2003年09月12日(金) |
二度と来ない・・・今(SSS) |
夜空を見上げると・・・そこには月が出ていた ほの暗い月の明かりは・・・ 暗闇に慣れた俺の目に優しく語りかける
「どうして一人なのか」
誰かの傍にいたい・・・ 本当は・・・誰かに傍にいて欲しい けれど・・・そんな思いを伝えられない・・ 不器用な俺を・・・月が笑う
「ダメだな、素直にならなくちゃ」
本当は・・・言わなければ何も伝わらない事を 本当は・・・心のそこにある熱い思いを 諦めに慣れたバカな俺に・・・・、月は教えてくれる
「手を伸ばさなければ、誰もその手をとってはくれない」
キラキラと輝く光の中で・・・俺は手を伸ばした それは、月と交わした・・・約束
「その瞬間は、二度と来ない」
差し出した俺の手を・・・、おまえが取ってくれるかどうか・・・ そんなことは・・・考えるまでも無かった そう・・・二度と来ない瞬間が・・・今
END
|