| 2004年09月05日(日) |
アフターダークアフターダークアフターダーク! |
久しぶりに月が見える。下弦の月。食器を洗っている時だけ、仕事のことを忘れる。テレビ番組表に、『ヘイ!ヘイ!ヘイ』を見つけ、この番組が始まる時間に家に帰る生活とは、どんなだろうと想像してみた。
■対話
「華氏911を見たよ。考えていたものとは違って、良かった。インテリはこういうの見ないという人が多そうだし、私もそれぶっていたけれど、反省した。おすすめです。多分、ほおって置いたら見なそうなインテリの君に、強く勧めます。私は泣いちゃいました」
「映画としては観たくないな。映画にすることに意味があるんだろうけど。テレビで夜中にやってる番組を観るくらいの気持ちでみたい。でもそうじゃなくて映画として作ったことに意味があるんだろうけどな。嫌だけど。嫌だけど、それくらいウンコなんだろうな、状況は。むかつくなあ」
「例えば負傷したアメリカ兵士がいる病院の映像とか、貧乏な家の子が軍隊に行くことになる構造とか、子どもが死んだら親が泣くこととか。こうやって文字にするとああそうだよね、知っているよということをしっかり取材して映像にしてある。堅実な映画です。田中宇という知識人がムーアと同じようなこと(っていうと語弊があるか)を言っているようです。サイトを見てみようと思います」
「こういう表現の仕方が映画祭で賞を取るほど、事実、切迫した状況にあるっつーことにむかつきます。僕はエイリアンの映画やバックトゥーザフューチャーが好きだー!」
「高校の時に初めて付き合った男の子と行った映画が『エイリアン』でした。タイタニック大ブームの時です。私、愛人だったのでしょうか」
「あと、『ほおっておいたら見なそうな』とか、『インテリ』とかほんとどうでもいいことだと思います」
「うん、すまん。君のそういうところ(どうでもいいことだ、とムカつくところ)は私ほんとにいいと思います」
「今日ほとんど生まれて初めてアキバに行きました。凄いね。ラジオデパートっていう、部品とか基盤とか売ってるところが、相当熱かった。世界堂以来の興奮。凄いの。60円の部品3個買ってるおじさんとか。萌えの店は予想通りであんましだったけど」
「なんかさあ、全然詳しくないんだけど、誰かが考えた『萌え』をメディアが捕らえて発信すると、あとから『萌え』に乗っかってくる人や物があるじゃん?そうなってくるともう「萌え」って形がある範囲の中で固定されちゃって、とたんにツマラナクなるんだろうね。『萌え』が、後からできた『萌え』を追っちゃうの。そーするとつまんなくなっちゃうの。こういうの他にもよくあるよね〜」
「君の言うことなんとなく分かる。他に、例えばどんな例がある?
萌え、という枠ができたおかげで、その中ならアニメキャラに欲情することが恥ずかしいって気持ちももうないんだろうという感じはした。エロゲーや同人誌に群がれるというか。絶対に言えなかった性癖、秘密が公になって、つまらなくなっている気がしました。これって君の言うこととずれてる?」
「そうそう、そのへんの後ろめたさとかにドキドキ感てあるのかなあ? つーか、悪いんだけど電話かけてくれませんか?10分で説明するから」
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