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2004年01月21日(水) 嫌になるほど誰かを知ることはもう二度とない気がしてる

■その向こうのずっと向こうへ

高野文子の『黄色い本』は松本大洋の届かなかった地平に1発で、無意識に到達している。すごい。本当にすごい。『ピンポン』において、松本大洋はドラゴンだ。ペコとの試合中、ドラゴンが見た彼方を飛ぶ鳥。そこにたどり着きたい、でもたどり着けない、と描き続け、手を伸ばし続けるのが彼である。『黄色い本』はすごい。いつかふっと分かるよ、きっと読んでいれば。私は幸せだよ、楽しいよ、毎日毎日『黄色い本』が読めるから。

という話を聞いた。1年前くらいからこの人は同じことを言っている。余程の事だ。ユリイカの高野文子特集を読み返してみることに決めた。



■もっさい人ばかり(含私)

学校の日だったので帰りに早稲田松竹『パンチドランク・ラブ』。映画館で坪内祐三先生を見た。

「あなたがどんな人でも、さっきキスして欲しかったわ」

--とてもいい映画。ダメ男好きの私の心をわしづかみだったよ。映画好きの友達が、いつも「早稲田松竹はなってない」と言うけれど、(実際工夫がないんだと思うけど)私は2番館の雰囲気って好きだ。映画館には映画館の雰囲気があって、そこに集まる人を見るのが幸せだったりして、だから最近ビデオレンタルよりも劇場派なのでした。



■淳久堂

安野光雅『絵のある人生』読了。この本の中で筆者が推していた『ゴッホの手紙』(岩波文庫)が気になったので帰りに池袋により、また例のビルへ。ああ。

9階の美術・工芸コーナーに上がってだいぶ長居する。あるかなあるかな、と心配していたのが、さすが「安野光雅書店」のジュンク堂さん、上中下すべて平積みしてあった。こういうところで貫禄が違うと思う。

ku:nel
ずっと探していた図書館特集のrecoreco
『高村光太郎詩集』(新潮文庫)
綿谷りさ『蹴りたい背中』(河出書房新社)


9階では、美術本の棚→デザイン本の棚→ファッション本の棚→書道本の棚→写真集の棚と見て回ったあとに、ねばり強くまた美術本の棚に戻り『合格デッサンの基礎 芸大・美大進学コース』(学習研究社)を立ち読み。「勉強すれば誰だって受かるよ」とは本当かねえ、と疑いのまなざしでページをめくりつつも、様々な”受験のためのテクニック”があることを学ぶ。そういう意味では受験勉強というものは、どの科目でも同じなのね、ふむふむ。しかし勉強にはどうやら、石膏像が必要なようだ。(受験ネタでもう一つ言うと、センター試験の世界史Bを少し見たが、全く忘れている。ライプツィヒの戦いって何だっけ?)

ちなみにku:nelにまたまたまたまた松浦弥太郎が出ていて、ついつい文句が出そうだったので「何か言うなら読んでからになさい」との自戒を込めて光太郎を買いました。



■雑感

長谷川理恵、悪い人じゃないかも、しかも頭いいのかも、とテレビを見ていて好きになった。


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