今年花似去年好
WIPER! 泡茶日記



 最後の弟子(茉莉花茶)

 昨日の日曜日、帰国報告会のことが一日のメインになってしまっていたが、実はもう一つとても大切なことがあった。それは、我が家の家業のピアノ教室の生徒、Tちゃんが昨日でもって教室をやめたこと。父の生前、Tちゃんは3歳の時からピアノを始め、いま高3。父が12年前に亡くなってからは私が教えてきた、父の最後の生徒。彼女は小さいときから上手に弾いて、成長が楽しみだったけど、結局音楽の道には進まず、普通大学への進学のためにやめるという。うーん、私の教え方が悪かったか? しかし音楽大学に行かずとも、続けていれば歳をとっても、死ぬまで、ピアノを弾いてゆくことはできる。最後にはそれを伝えたかった。自分でも勉強してゆけるところまで実力はついているし、これからも弾いていって欲しい…。
 毎週の月曜のこと、今朝も実家から都内の会社に出勤。早朝の駅は、いつもなら登校する高校生たちがいっぱいいるが、夏休みのため、駅もひっそり。なんだか淋しい。
 今日は台風が来るらしいので早めに帰宅。ひさびさに花を買って帰る。暑いと花もすぐしおれてしまうがこれからはまた花も楽しめるな。うすいグリーンのカーネーションとチョコレートコスモス、あと名前わかんないけど良くある“実”を買って生けてみた。以前、道玄坂の茶館でいただたいた茉莉花(ジャスミン)茶のティーバッグを入れる。ひさびさに飲む茉莉花茶。茉莉花茶のティーバッグを飲むと、中国のホテルが思い出される。どこのホテル、ということでなく、中国のホテルで必ず客室においてあるポットと茉莉花茶。ポットはもちろん、コルクの蓋の…。


2004年08月30日(月)
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