時色。

 
2002年03月30日(土) 大切な人。

家族。友達。繋がり。大切な人たち。

彼は大切な人。今までも。きっとこれからも。
本人もこの日記を読んでるだろう。
どう思うかわかんないけど、私の正直な気持ち。

彼を初めて想ってから、どれくらいたつだろう。
激しく表現したこともあったし、
少し離れたところから想いを伝えていたこともあった。
彼と恋人としていたのは短い時間だったけれど、私たちの歴史は長い。
もう15年の付き合いだ。人生の半分。

9年前。本当に好きで。どうしようもなくて。離れたくなくて、私から離れた。
ワケがわからなかったと思う。あの頃は誤解させたままだったね。
月日は流れて、私たちは友達になった。

気付けば、いつも支えてもらっていた。私もそうであったなら嬉しく思う。
安心する。何も話さないでいても、そこに居るから安心する人。

今もきっと好きだけど、その好きは前とは違っている。時間が流れた。

私たちが気付かないでいることを周囲が教えてくれることもあるね。
あなたが話してくれたこと、私も何度も言われたことあるんだ本当はね。

彼は私の弱さを知っている。
彼自身は気付いてないかもしれないけど、私は彼の弱さを知っている。
それだから都合よく甘えているだけなのかもしれないなと思ったこともあった。
まぁ、それはそれでいい。明確な答えばかりに急いていた頃とは違う。
そのときどきで答えはついてくる。昔より時間の思考は緩くなったように思う。

そう。あなたは覚えているかな。私をこう紹介してくれたことがある。
「こいつは女の中で一番近くに居る奴なんです」
そのとき、彼には彼女が、私には彼が居た。
「そんな」意味ではないことは分かっていた。
だから余計に嬉しく聞いていたのを思い出す。嬉しかったんだよ。

そして。今の私たちは遠いようで近くに居て、近いようで遠くに居る。

互いの知らない時間が増え、確実に流れ、
たくさんの人と出来事に出会い、それぞれの生活の中で歳を重ねている。

新しい成長を知ると嬉しい。幸せであると嬉しい。

大切な人。
あなたにとってもそうだといい。つうか、そうだと言うように。ビシッ。

あのね。報告があるんだ。私、会いたいと想う人が居るんだよ。
いつものように犬みたいに一緒に笑って美味しいものを食べながら。話すよ。


BGM * RADIOHEAD 『OK COMPUTER』


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by haruki     □ HOME  



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