あずきの試写室

2003年02月25日(火) 「プロミス」

本当に情けない話なのですが
パレスチナ・イスラエル問題について
ほとんどというか全然知識が無かった私。
全くとんでもない無知だなああと実感し
この作品を見て、
それでもその複雑さにまだまだ
理解できないけれど、
知らなかったで済まされないなと
分かっただけまず進歩。
(ほんと最低基準ですね。反省)

作品に出てくるのは、
7人の子供達だけ。
大人は家族がちょこっとでてくるけれど
メインはあくまで子供達です。

テロが日常のすぐ隣にあり
学校に行くにも、バス路線によっては
よく被害に合うからと避け、
繁華街をとおるときは緊張してしまうという
双子の兄弟。
ユダヤ人を許さないという少年。
難民地区に住み、お父さんが刑務所に入っていて
4時間かけて面会に行き、たった30分しか
会うことことが出来ない姉妹。
弟を投石をしたというだけで
情け容赦なく殺されてしまった少年。

そんな彼・彼女達の姿と思いを
監督は丁寧に追っていきます。
その声は決して大きくは無いけれど
だからこそ、心にしみこみ痛いです。

子供達の純粋な気持ちも周りの環境や大人たちの発言に
影響されていく現実。

戦争の無い世界を作るのは未来を担う
子供達であるとともに、今の大人も子供の時は
純粋だったのだと思うと辛い。けれど
諦めてはいけない、前向きさを感じさせられる作品でした。

1997年から2000年の落ち着いていた時期に
撮られたとのことですが、
今も元気で過ごしていることを
心から祈るとともに、
もう一度必ず見てみたいと思ったのでした。


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