あずきの試写室

2002年07月13日(土) 「es エス」

1971年スタンフォード大学で実際行われた
実験を元に作られた、この作品
かなり怖いです。
音響もどんどん追いつめていく雰囲気が出ていて
怖さ倍増。
人間の深層心理を暴いています。
「エス」とは心理学用語で「無意識下の欲求」の
もっとも深い部分に位置する言葉だそうです。

囚人と看守に分かれた一般の人々が
段々夫々の役割になりきってしまう姿が
描かれていますが、
一日二日と過ぎていくと
見ているこちらまで
洗脳されたように、
どちらかの役割に感情移入してしまい。
特に主人公の視点で見ていた私は
理不尽な看守をやっつけろ!
なんて思えて来てしまうのが
一番怖いです(あ。私が単純だからか)

実際2週間という期間が
危険だということで1週間で終了。
しかも、それ以後この実験は封印されてしまったほど。

2時間弱の上映時間があっという間です。
登場人物も、主人公モーリッツ・ブライプトロイ
(「ラン・ローラ・ラン」が印象的でしたねー)
以外、日本でなじみの俳優はひとりも出ていないので
よりリアルに感じます。

唯一、難点をいえば、主人公の恋人の出現。
うーん、映画に彩りを添えた方が良いと
思ったのか。。。
かわいいんだけれど、
無理に登場させなくても良かったのでは・・
と思ってしまいました。

それにしても平日なのに、場内は満席でびっくり。

プログラムはレポート用紙風で、
読んでいるととても映画のプログラムと見えないです。
勉強する社会人に見えるかも(無理か)

私の日常って主婦という役割を演じているだけで
もしアイドルという役割を演じたら
見事に演じられるのかしらん。
なんて思ったけれど、
それは全く別の話だと思ったのは言うまでもないですね。






 < 過去  INDEX  未来 >


あずき [HOMEPAGE]

My追加