あずきの試写室

2002年06月27日(木) 「ディスタンス」

どうしても某宗教団体を思い浮かべてしまったのですが
「ディスタンス」なかなか
考えさせられる映画でした。

テーマは、加害者の遺族なのですが
今まで被害者の遺族という形の作品は
あったと思うのですが、加害者の遺族というのは
あまり(全然かな)作品として
見ていない気がします。

宗教団体が起こした事件の加害者(当事者はその事件時に死亡)の
遺族が年に一度遺灰の眠る湖へ。
加害者と一緒に生活していた教団の男性と
アクシデントで一夜を過ごすという展開が
淡々とした描写で描かれていきます。

実はこの映画、脚本には出演部分が書いてあって
相手のセリフはなく、多くの部分は役者自らの
言葉で演じていくという手法というのでびっくり。

確かに長いセリフといった部分は少なく
或る意味寡黙。
でも、ああいう状態だったら
そうかもしれないというリアル感が出ています。

さらに音楽もなく、カメラも手持ちのカメラで
とっているという、ドキュメンタリー風。
合間合間に、過去の状況が織り込まれているところが
ああ映画なんだなあと思い起こさせてくれます。

特に、教団に入団することに対して
見せる家族の反応が印象的でした。
寡黙な教団関係者役の浅野忠信さんが良かった。

是枝裕和監督作品は、初めて見たのですが
前作の「ワンダフルライフ」も是非見てみたいです!
阿部サダヲさんも出ていたし^^
が、近所のビデオ店ではないだろうなああ。。。
ああ、巨大ビデオレンタル店がある街に住みたいぃぃぃ


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