あずきの試写室

2002年06月24日(月) 「穴」

今週の金曜日までというので
慌てて行ってきました。ふう。間に合った。
しかし映画館はがらがらであった。。

「穴」実は、原作「体験のあと」を2年ぐらい前に
読んだ時に、うう悪夢を見そうという
後味の悪さがとっても残っていたのでした。
いざ映画化というと、あの後味の悪さを
映像で見たら、どうだろうかという自虐的意味もこめて
見てみました。

ソーラ・バーチ。
ほんとちょっとはすに構えた、すねた演技が似合ってますねー。
「ゴーストワールド」でも感じだけど
ほんわか系とは対局(笑)
役柄のせいも勿論あるけれど、
今回も自分の思いを達成するために
友人を死に追い込んでしまう役が合っていました。

映画のほうは、小説とは「模倣犯」同様
だいぶ変わってはいたのですが
これはこれで、よかったかも。
ちょっと最後のほうは無理があったかな。

でも久々に終わった後鳥肌がたってしまいました。
こんなことあるわけないよなあーという気持ちと
人間のもつ邪悪さが極端な形ででたら
案外あるかもと微妙に思わせるところが怖い。

プログラムはまるでノートのように
かわいいデザインで、おしゃれ。
このところ「アザ―ズ」といい
プログラムもこっていますねー。

原作者ガイ・バートは17歳でこの作品を書いたというのが
なんだか乙一の「夏と花火と私の死体」を
思い出しましたが、高校生の視点で書いているからこその
臨場感があるのかもしれません。
大人が書いたらこういう風にはならなかったかも。

宣伝もほとんどしていなく、私も原作を読んでいなかったら
たぶん見に行っていなかっただろうなあ。
でも、インパクトという意味では
このところ見た中では一番だったかもしれません。

ああ。やはり本同様悪夢を見そう。

(音楽がとっても良かった。サントラ盤買おうかなあ)


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