あずきの試写室

2002年05月24日(金) 「パニック・ルーム」

上映されたら、絶対行くんだもんね!と
構えていた(笑)「パニック・ルーム」行ってきました。
最初、パニックルームという名前の部屋ではなく
パニックになる部屋かと思ってました(そのまんまだわ)
勿論、その後勘違いとは分りましたが。
実際部屋の中でパニックになってますね。うん。

ニコール・キッドマンで2週間撮影されていたと
いうことですが、その2週間分も見てみたいかも。
途中降板となりましたが、
映画の中で主人公の夫の愛人の役で
声だけ出ています。ほんのちょっと
とっても不機嫌な声。

パニックルームまで備えてしまう
豪華マンションの中でだけで
繰り広げられる、3人の進入者と母と持病を持つ娘。
それだけの設定で、見させる技量はすごいです。

派手なハリウッド映画とは一線を引くような
ある意味地味かもしれないけれど、
そこはニコール後の主役ジョディ・フォスターの
上から下までの活動的な演技力で
むしろ暗い場面が、派手に思えるほどです。

デビット・フィンチャーのなめるようなカメラワークは
なかなか斬新で、室内の短調になりがちな
画面に華を添えてくれるような雰囲気。

全体的に、画面が暗いので
正直怖いというよりも、良く見えない(おいおい)
しかも途中で右目のコンタクトの調子が悪くなって
こっちがパニックルーム(シアター)になりました。

同行者が「一体あの旦那は何歳の時に子供ができたんだ!」
なんてまたまた変な事を気にしていましたが、
確かに旦那というより
お父さんみたいだったなあ。

少女は、繊細さと大胆さが微妙に交わったような、
少女でありながら大人びた雰囲気が
魅力的でした。

それにしても今日見てしみじみ思った事
「いくら家にパニックルームがあっても
頭が良くなければ逃げ切れない・・・」
あれだけの機転が利けない私は
部屋の中でわめくだけかも(T-T)

明後日は、「アザーズ」行く予定ですが
こちらはニコール・キッドマン
続けてみたら「パニックーズ」なんて
気分にならないよう、気をつけなくちゃな(どうやって)。。



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