あずきの試写室

2001年10月23日(火) 「陰陽師」

以前から安倍晴明には興味があり
京都に行くと必ず晴明神社には
寄るのですが
果たして映像はどんな風に仕上がっていますか。

平安時代に存在した陰陽師なる
暦や闇を鎮めるという役目を引き受けている人々。
しかしいかに呪術を扱えるかによって
晴明をライバル視する道尊
二人の争いを軸に描かれている
平安時代の世とは。。。

晴明とともにこの作品に
かかせないのが源博雅なる良い男。
いつも研ぎ澄まされたような生活を
送る晴明にとって一番の心の安らぎのような存在。
伊藤英明演じる博雅も
愛嬌があってよかったです。

作者がいちおしの野村萬斎は
見かけと言うよりは声がとっても
心に残りました。
声で演じるということが実際にあると実感です。

さらにまるで歌舞伎のような
真田広之の演技がなかったら
画面が締まらなかったでしょう。

ただ唯一難を言えば、
後半になるにつれて
話がいろいろ詰め込みすぎて
ちょっと長すぎるかなと思えてしまったことです。

でも、水干姿が目の前に歩いているのを
見ただけでドキドキしてしまう私は
パート2も出来たら行きます。はい。


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