“LAST HEAVEN” MAKUHARI -Thank You Rockers- PART 1 - 2003年10月12日(日) 【13日3:00a.m. 更新分は下に。入力に3時間かかった・汗】 10/12 23時すぎ、自宅に帰還いたしました。 帰った途端、目からしょっぱい水が溢れ出して困りました(苦笑)。 これから何か書こうと思ってるんだけど… どう考えても2時間はかかりそう。 缶チューハイ飲みながらボチボチ頭を整理しようと思う。 昨日、日付変わって書いた文章は昨日の後半に移動しました。 両方で4時間、帰るなり親指入力してた私って…(呆れ B.G.Mは、「GRATEFUL TRYAD YEARS」の2枚目。 昨日から「ドロップ」のチバの歌声が頭から離れなくて。 ではまた後程…(明日が連休で良かった。) 【更新分】 オフィシャルの、リアルレポの画像…… 泣けますね……。 さて、昨日からやたらヒット数が増えてる理由、わかりました。 この日記サイト、簡易アクセス解析機能がついてるんだけど、 昨日今日はやたらミッシェル系の検索ワードでひっかかっている(汗)。 さすが、解散ライヴ…。 GO LAST HEAVENなんてど真ん中のタイトルつける私が悪いわなぁ。 別にヒット数を上げようとか夢にも思ってなくて、単に今の状況にぴったりの タイトルをつけただけなのさー。 でも「アベチバ」でひっかかるのはちょっと何だかなあ。あーあ。 ここは、たぶん、もともとは西川貴教(T.M.Revolution)をウォッチする日記だったはず…でございます。 そのうち徐々に戻ります。今日さっそく小ネタあったのでまた明日にでも。 <今日の私> 昨日は結局あのあともすぐ眠れず、寝たのは5時前でした(ひー)。 まさに「夜が終わる」です。 LAST HEAVENのリストバンドは使い捨てみたいで全然はずせなくて、 しまいに歯で止めの部分を噛んで、ちぎって取りました。 でも本体の方は無事でした。 これは記念に大事に取っておくのだ。 今日は朝からめそめそしつつ軽くパン食べて、友達にメールして、 高円寺を散策に出かけました。 特に意味はなく、友達が春から中央線沿いに住んでて、未知の場所を散策してみようと。 駅のコンビニでスポーツ新聞を買い漁り(ミーハー)、 さっそく同じ電車に遠征帰りの幕張ロッカー(女の子)を発見。 LAST HEAVEN TOURのバッグをいじりながら、寂しげな風情でした…。 私も朝起きたときはどうしようもない寂しさに耐えていたよ。 海浜幕張駅から乗ってきた女の子2人組も、タワレコのCD購入特典、 GO LAST HEAVENのバイク柄のビニールバッグ持ってる。 全国から集ったロックンロール・ジャンキーズが日常に戻っていく。 それぞれに、忘れられない思い出を抱えて。 高円寺はさすがロックの街、住人とおぼしきツアーTの男子(LAST HEAVENドクロ柄、ULTRA FEED BACK GROOVE)を2人見かけ、 喫茶店では隣の女の子2人が「ミッシェル」「ダビング」とか言ってるようで、 気のせいかなーと思っていたら、友が「バードメンって言ってたよ」 仲間かぁ。世間は狭いなあ…。 古本屋の店頭にロッキング・オン・ジャパンのバックナンバーあったので 見てたらなんだか懐かしくなって、2冊購入しました。 友と別れて東京駅のホームで、新幹線を待つULTRA FEED BACK Tシャツの男子を発見。 新聞によると、昨日の動員は、幕張メッセ史上最大の3万7000人!!!!! 室内の、単独アーティストのオールスタンディングライヴとしては最大級じゃないかな。 私の経験では、T.M.Rの横浜スタジアムが3万5000人。ただし椅子つき。 あの人数があのフロアに大集合してたのか。ブルブル。 本当に全国のジャンキーズが集合してたんだろうなあ。なんだか感慨。 先ほど中村貴子さんによる、最後の打ち上げのこぼれ話を読みました。 全員、穏やかな晴れ晴れした笑みを浮かべていたと…。 そしてウエノが「日本のロックを良くしたのはお前らだ!」と言ってくれたと。 これは昔のミッシェルのエピソード知ってる人なら誰でもわかる、 デビューのコンベンション時酔っ払ったにチバがマスコミに言った、 「日本のロックをダメにしたのはお前らだ!」という暴言を受けたものですね。 ちゃんと覚えていて、こんな風に言うなんて、ステキだなあ…(涙 いまこの発言を探すため、ミッシェルバイブル本を開いたところ、 山崎洋一郎氏の前書きの書き出しが偶然にも「NO FUTURE」になってて、 まるで今の状況を予言しているかのようで、 なんともいえない気分になりました。 でもって、スポーツ新聞いいっすね。 サイトのほうにも載ってるが、紙で写真入りで載ってるのは、 報知・スポニチ・ニッカン・トーチュウの4紙でした。 私、西川の方でしょっちゅうスポーツ紙一気買いをしてるので、東京のスポーツ紙すっかり覚えた(笑)。 報知は記事はでっかいけれど、全然事務所も本人たちも公式発表してない「解散理由」を 堂々と載せてるし(雑誌のライターさんがはっきりそう書いてます)。 スポニチの「オウよ!よく来たねと呼びかけると会場は総立ちに。」で軽く笑い。 総立ちって、もともとオールスタンディングやろ!!(苦笑)。 トーチュウはもっとすごくて「ミッシェル完全燃ショー」(←ダジャレ) 「おはよー!よく来たな!!」と来たもんだ(爆) おはよー、は絶対ウソですよ、皆さん。 オウよ、も違うと思う…。きっとオーライ、とかそんな感じじゃないかねえ。 あー、スポーツ紙サイコー。 まさかミッシェルのためにスポーツ紙買うことになるとは思わなかったぜ。 今日は、昨日B4で参加してた友人とミッシェルを語り合い、 たまに思い出してめそめそしてました。(毎時1回くらい) ここから、またセンチメンタル入りますので、見たくない方は飛ばしてくだされ。 ■■■ GO LAST HEAVEN ■■■ LAST HEAVENの風景は、美しかった。 ロックを限りなく愛し、 ライヴを何より重んじたバンドと、 そんなバンドを全身で愛するファン3万7000人が 最後のダンスを踊った。 繰り返される言葉。 「Thank You Rockers, I Love You Baby!!!」 ありがとう、愛してる。 それだけの言葉にすべての想いが詰まっている。 最後まで言葉の少ない人々だったけれど、 音楽と短い言葉ですべてを語り尽くした。 ファンもまた素晴らしかった。 彼らの渾身の演奏を受け、全身で踊り、静かな曲に耳を傾けた。 どんなに悲しくても、あの音を聴いたら踊らずにはいられない、 根っからのロックンロール・ジャンキーズよ。 「やめないで」と泣くより、 「ありがとう」「大好き」「忘れない」と叫ぶ、そんなあなたたちが大好きだ。 解散が決まって、ときに友達と、ときにネット上の掲示板で見知らぬ人と、 いろいろなことを語り合った。 ときに慰め合ったり、チケットを探したり、思い出を語り合ったり…。 気持ちはひとつ。 「行ける人は全員、幕張へ行け」 彼らの最後のライヴを、その目と耳に焼き付けてくるべきだ、と皆、口を揃えて言った。 当日、集まったファンは3万7000人。 幕張メッセのフロアを埋め尽くすファンたち。 事情があって行けず、家でPCのオフィシャルレポを待つファンたち。 仕事や勉強に従事しながら、遠く幕張を思うファンたち。 魂が目に見えるものなら、すべての人々の魂があの場所に集まっているのが見えただろう。 ミッシェルはライヴバンドだ。 全国各地のライブハウスで数え切れない思い出を刻んできた。 ファンひとりひとりの胸に残る、世界にただひとつしかないライヴの記憶。 ファンの期待にこたえるべく、彼らは自分たちのすべてをステージに叩きつけた。 ミッシェルの数あるステージの中で、10.11幕張メッセが最高だとは言えないのかもしれない。 だが彼らは、今の自分たちに出せる最高のものを見せてくれた。 声が出なくなるまでシャウトするチバ、 ギターの弦が切れても弾き続けるアベ(私はこのとき思いに耽っていて気づかず)、 悲しみを振り払うように気迫のこもった演奏を続けるウエノ、 コーラスもドラミングもいつもよりはるかに熱かったキュウ。 いつもと全く同じに見えて、やっぱり表情が違ってた。 最後の曲が終わっても、皆、呆然としていた。 最後だなんて信じられなかった。 アンコールの手拍子すらできず、ステージを凝視していた。 暗いままのステージ。 両横のスクリーンに、1文字ずつ、文字が浮かぶ。 「Thank You Rockers I Love You Baby」 そして私たちは知った。ミッシェルが終わったことを。 どんなに呼び戻しても、彼らはもうステージに戻って来ないことを。 サタニックのSEでもいつものようには踊れなかった。 最高のステージの余韻が体に残ったまま、 スクリーンに映る、ファンたちの顔を眺めていた。 これがきっとフジやDVDでミッシェルのラストライヴの映像として流れるのだろう。 感動的な場面として。 だが、終わった瞬間、会場を覆っていたあの不思議な気分は、画面からは感じられないかもしれない。 私の周囲で泣いている人は少なかった。 (黙って涙を流している子はいたが、声を出している子はいなかった) ぼんやりと、楽しかったな、と思う。 もうないんだな、というのがまだ実感できない。 いつもの通りの楽しいライヴが二度と戻ってこないなんて。 同時に、なんだかすがすがしい気分も感じていた。 私たちは、メンバーとファンたちは、きっと今日という日を最高の日にできたんだと勝手に思った。 ミッシェルのラストライヴを、しけたステージで終わらせてはならない、と 皆思っていたんじゃないだろうか。 いつも以上に彼らの演奏を楽しみ、踊り、暴れて、悔いのないライヴにしたかった。 3万人以上いた中には、あまりマナーのよくない人もいたと聞く。 ステージに向けてではないが、ペットボトルを投げた人も、 静かな曲でうるさく騒いでいる人も、無理にダイブをしようとした人もいたという。 それでも大半のファンは、最後のライヴを心から楽しんでいた。 ときどき私の目に映ったジャンキーズの表情は、心から嬉しそうに輝いていた。 私たちは幸福だ。 ミッシェルというバンドに出会えたこと。 彼らと一緒に踊れたこと。 毎回ツアーに出かけた人、あまり出かけなかった人、 ミッシェルを知って人生が変わった人、そうでもなかった人。 それでもミッシェルに出会えて良かったと、たいていの人が言うだろう。 私はミッシェルとミッシェルのファンが大好きだった。 ラストライヴが、ペットボトルを投げるような人で台無しにならないよう、 イベンターに対策を求めるための署名をした人々。 (幕張でもペットボトル持込は不可だったらしい) メンバーへのメッセージを送ろうと、白い旗に寄せ書きをしていた人々。 追加のチケットを買うため情報を交換し、余ったチケットを譲り合い、 「譲ってください」のボードを持って会場の周りに立ち、 ダメなときは会場の外で皆で音漏れを聴き、いち早く感動を伝え合った人々。 チバはファンに向けて「ロックンロール・ジャンキーズ」とか「ロッカーズ」とか 呼びかけることが多かった。 パンフに載っている会報の文章を見ていると、 楽しげなチバの声が聞こえてくる気がするよ。 名も知らぬロックンロール・ジャンキーズへ。 ミッシェルは私たちに笑顔や喜びをくれた。 今までもらった笑顔の分、今はたくさん泣こう。 いつか、寂しさがふと軽くなる日が来るだろう。 人は忘れていく生き物だから。 それでも彼らが好きなら、また曲を聴こう。 ミッシェルのライヴを知らない人々に、どうしてそんなに好きなのと聴かれたら、 彼らがくれた感動を伝えよう。 ミッシェル・ガン・エレファントはただのロックンロール・バンドだ。 世界中にいる、名もないバンドと変わりはしない。 だけど、私たちにとってはかけがえのない4人だったと。 たとえ忘れてしまっても彼らは怒りはしないだろう。 けれど、音楽を聴くことはやめちゃいけないと思う。 ギターとベースとドラムと歌だけで、人はこんなに楽しくなれると、 彼らの音楽は告げるのだから。 ミッシェルと、すべてのファンを愛している。 あんたたちは本当に最高だった。 彼らの曲を聴いている限り、 見えない何かが私たちを繋いでいると信じて、 これからもほろ苦い現実を生きていく。 ※ ああ、思った以上にウェットな文になっちゃったかも…。 ミッシェルのファンたるものもっとクールじゃないといかんとか、 最後まで明るくしたいとは思うんだけどさ。 今だけは許して頂戴。 某スレッドなんか、ミッシェルへの愛情に埋め尽くされて、 何回見てももらい泣きするんだ。 絶対本人たちは見ないとわかっていて、それでも言わずにはいられないんだわ。 ありがとう、大好き、幸せになってね、て。 ものすごく愛されているバンドだったんだなと、あらためて実感した。 同時に自分がこんなに彼らに精神的に依存してたと知ってびっくりした。 自分の理想の音楽を追求しながら、セールスや対外的な面でも そこそこバランスを取るのがどんなに難しいか。 別のアーティストのファンを兼ねてる自分はよくわかる。 現実とバランスを取りながら、彼らには軽々と笑っていてほしかったんだ。 まぁこんなこと思うのは勝手なんだけどね。 彼らがやりたいことをやって幸せなのが一番というのが、 おおかたのファンの気持ちではないかと思う。 そういう信頼感、すごく好きだな。 ファンが書き込んだ寄せ書き、彼らはどんな思いで見るんだろうな。 照れ笑いしてるかな。 チバ、アベ、ウエノ、キュウ、 ファンはあなたたちのことが本当に好きなんだよ。わかってね。 これからどんな音楽をやるにしても、 ミッシェルに負けないカッコイイバンドを目指さなきゃダメだよ。 (以下、PART 2につづく) ...
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