GRATEFUL DAYS
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2005年06月08日(水) つづきのつづき 更に追記*2

 いつまでも浸ってられないし、独りで家に居たら駄目だと思って学校に行った。
 彼と同じ授業取ってるけど、喫煙所行ったら顔合わせるだろうけどがんばった。
 友だちに「ふられたぜいぇーい!」なんて茶化して話したりもできた。
 でも喫煙所にふらっと行った時は心臓ばくばくしちゃって近づけなかった。
 近くの掲示板見てごまかした。
 授業の時は用事もあったし話しかけてみた。
 がんばった。
 意外と普通に話しかけられたよ。
 でもなんで彼があたしから目ぇ逸らすんかなあ。
 ふったのあんただべや。
 堂々としとれよ。
 それともあたしの態度もまだなんかおかしいんかなあ。
 挙動不審だったんかなあ。
 ああそういえば目ぇきょろきょろしちゃったかもなあ。
 いきなり元通りにはなれないもんなんかなあ。

 なんであたしじゃ駄目なんかなあって、友だちと行ったカラオケで何回も叫んだ。
 なんでかなんてわかってる。
 だって私も彼じゃなきゃ駄目だもの。
「かわいい人なら捨てるほどいるなんて言う癖に
 どうして未だに君の横には誰一人いないのかな」
 彼氏でもない男の前で恋の歌歌ってべそかきそうになった。
 私最低だと思う。
 たけさんごめん。

 ああでもまだどきどきしている。
 恋している。
 執着している。

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 上は火曜日の出来事。

 すごく綺麗な温室にいる夢を見た。
 いろんな花が咲いててあったかくて、綺麗だった。
 ガラス張りで、天井の高い温室だった。

 今日は一回も見かけられなかった。
 さみしかった。
 友だちとも全然会えなくって、さみしくてどうかしそうになった。
 授業に全然身が入らなくて、ずっと上の空でいる。
 ちょっとしたことでぼろぼろ泣きそうになる。
 抑鬱なのかもしれないと思った。
 元彼と別れた時は嫌いになってだった。
 今度は全然まだ好きで、こんなの初めてでどうしたらいいのかわからない。
 この胸に溜まってるもやもやをどこにやったらいいの。
 友だちを頼ることはもうできないと思っている。
 だって私これ以上うじうじ言ってたらただのウザい子じゃないか。
 でも独りでどう整理つけたらいいのかわからなくて苦しい。
 しんどい。
 辛い。
 好きですと言ったことを、後悔はしていないけれど。
 小さな幸せ。

 昨日友だちが、俺今の彼女とは一回断られてからだったよ、と言った。
 奇跡起きないかなあ。
 もう一回しつこくしてもいいかなあ。
 未練たらしいだけかなあ。
 彼そういうのは嫌いかなあ。
 なにより、そうすることでずるずる引きずってしまいそうで怖い。
 また傷つくのも怖い。
 しょうがないんだよ。
 自分に言い聞かせている。

 私はナグが好きな人を知らない。
 見知らぬ女の代わりでいいんです。
 おまえ「が」いい、じゃなくて、おまえ「で」いい、でいいんです。
 私を好きになってください。
 私を好きになってください。
 私を好きになってください。

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 何故だか胸元がかゆくてしかたない。
 ぼりぼり掻いていて、あんまりにも肋骨が爪に触れるからびっくりした。
 痩せたなあ。

 一度目の追記を書き終えた時に思ったことなのだけれど。
 恐れは現実となって、彼を偶像化する自分が現れ始めてしまった。
 現実の彼と私の中の彼がかけ離れていっている。
 こうだったらいいなあを私にとっての真実にしようとしている。
 そんな自分がキモくて仕方ない。
 キモいと感じるのは、良い傾向、なのだと思う。
 こんな自分を肯定してはならない。
 過去の再演をしてはならない。

 役者私と女私が分裂してきた。
 学校に行くと女私が出しゃばってしまって情緒不安定になる。
 家に引きこもっていると役者私が出ばって仮面をかぶる。
 今は全くもって役者私であって、平静である。
 でもきっとまた学校に行ったら、挙動不審になってしまうのだろう。
 ふられた時のことを反芻するのだろう。

 元通り役者と演出になれれば問題ない、と役者私は言う。
 女私は一番にして欲しいと願っている。
 狭間にいる私は誰なんだろう。
 何を望んでるんだろう。
 電波。


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