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2018年05月06日(日) 母語の活用

1.「英単語を覚える」とはどういうことか?(語彙知識の「深さ」)



「英単語を覚える」というのは、必ずしも「英単語の和訳を覚える」ことと

イコールではありません。



ある単語を使いこなすためには、和訳だけでなく、その単語の発音・語法・

熟語など様々な側面(=深い語彙知識)を知る必要があります。



また、日本語と英語の意味は必ずしも1対1で対応するとは限りません。


例えば、「take=とる」と覚えていると、



(×)take a copy(コピーをとる)

(×)take an appointment / a reservation(予約をとる)

(×)take a film / movie(映画をとる)



といった規範的ではない表現を使用してしまうことがあります。



(正しくは make a copy, make an appointment / a reservation, make a film / movie

です。)





2.「一語一訳でも覚えるが勝ち」



しかしながら、和訳を覚えることが全く無意味だというわけではありません。



例えば、photosynthesis(光合成)、oxygen(酸素)などの単語は、英単語と

和訳

のずれがほとんどありません。

これらの単語に関しては、対応する和訳を覚えておけば十分でしょう。



また、過去の研究から、英単語の意味を和訳で与えたほうが、英語で与える

よりも長期的な保持に結びつくことが示されています。



外国語学習における母語の活用ですね。記憶保持を促進するという観点から

も、和訳の使用は望ましいものと言えます。


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