家族進化論
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2014年08月25日(月) 認識 修正

森川 もちろん、人には強要はしません(笑)。ただ、自信をもって何かに取り組めている人に共通するのは、結果が出なかったことに対して「間違っていた」とちゃんと認識して、修正できる能力だと思います。サッカー日本代表の本田圭佑選手が試合後のインタビューで「今回は自分のやり方が間違っていた」と言っていたように、結果が出なかったことを認識できる能力は、スポーツ選手にもビジネスマンにも必要な能力。
逆に「この失敗が次に生きるんだ!」なんて思ってしまうと、それは負けたことを受け入れられていないんですよね。そういう人にありがちなのが、勝つために試合をするのでなくて、試合の中でうまくなろうとするんです。結果を出さないといけない仕事のはずが、仕事ができるようになるために仕事をしているという。常に現実と戦っている人の方が、スポーツでも仕事でも勝っていけるんじゃないでしょうか。

まず、その場合は、自分がなりたい像と自分の幸せがつながっていない状態といえるでしょう。人の幸せは変わっていくのに「幸せはこうでないといけない」と決め付けてしまっている。10歳と30歳の幸せ、もっといえば1年前と今日の幸せも本来はちがうものです。でも、「私はこれが幸せなはず」という価値観のまま、「自分の幸せってなんだろう?」と考える時間を持たず、向き合っていないんですね。

森川さんのお話を伺っていると、自分の「OKライン」と他者からの「Want」を摺り合わせていくのが仕事ではないかと思うのですが、自分のやりたいことが社会や企業から必ずしも求められることではないケースもありますよね。かといって、外部から求められていくことに擦り寄っていくと、自分を失っていくことにもなりうる。やりたいことと求められていることのバランスや違いは、どう埋めていくべきだと考えますか。
森川 自分の中で「何が不足しているか」を考えてみることではないでしょうか。手法よりも先に、自分が何を心理的に求めているのかを知ることです。それを経て、自分が埋めたいもので、社会に適応した形での手法を見つけていくんです。そのためにも、自分に何の才能があるのかをちゃんと自分で見つけることが大事。自分に才能がないものに全力で取り組んでしまって苦しんでいる人というのもいるんじゃないかと思います。


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