きまぐれがき
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2004年04月11日(日) 葉桜にかわって

今年こそは京都で花見だ、勝持寺に行くぞぉと、思えば
辻邦生の「西行花伝」を読んでからずぅっと吠えているの
だから10年近くにもなるのか.....

未だに実現しないのは、桜の咲く時を選ぶかのように決ま
って体調をくずしてしまうからなのだが、今年はかえすが
えすも惜しいことをしたものだ。

体調は最悪だったけれど、前回の日記に書いたようにせっ
かく京都に行きながら、今が盛りと咲き誇る桜を見かけた
のは結局タクシーの中からだけだったのだから。



K美ちゃんからは、「有名所の桜はひと通り見ることができ
ました。京都まで来たカイがありました。。。。。」
さらに「この冬は人麻呂さんで逢いましょう」と訳のわから
ない方には謎めいているメールが届き、そこには私に逢えた
ことを喜ぶ言葉は一切なかったというのが、ちと釈然としな
かったのでありますが(笑)

「体調万全にととのえておくよ、ダンナにも人麻呂さんを見せ
ておあげ」と、これまた訳のわからない方には皆目解らない
だろう返信をして、K美ちゃんが年末に帰国して逢えるのを、
もう今から楽しみに待っているけなげな私。


その後K美ちゃんから、京都を経つ時に投函したらしい分厚い
お手紙が届いた。
嵩山堂はし本で買い求めたという和紙の便箋には、達筆で愛に
あふれたお言葉がつらつらとしたためられていて、不肖私「釈然
としない」なんて思った己が心を恥じたのであった。


これからひと眠りして(ただいま深夜2時19分、お風呂に入って
マニキュアもしなくちゃ)本日は、たぷろうさんに触発されて私
も気になってきた小栗旬の舞台を観に行くのだ。
共演者のさ○まは、どうにもこうにもイヤだけど、台本があるの
だから、役を演じるのだから、さ○まが、さ○までないことを期待
して。
まだ眩暈感が残っているけれど行ってしまおう。


「人麻呂さん」については、4月5日付けの日記を読んで
いただければ、あっ!そう!と思われるのではと。





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