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2003年10月19日(日) テレビ局に喧嘩を売る。



 最近、インターネット読書観劇テレビ音楽鑑賞映画、その他趣味、とあらゆる物に囲まれて、もう、個人の能力では、時間的な対処しようがなくなった。そこで、買い換えてから6年くらいしか経たない、フラット型大画面テレビの故障を契機に、テレビを見るのを止めて、その分、読書と、映画鑑賞を生活の一部とすることにした。

 テレビの音は、FM音なので、オーディオ装置から、拾える。したがってニュースなどは聞くことができる。

そのニュースで怒り心頭に達したのが、昨日土曜日の、関西テレビの夕刻6時からの「ほっとカンサイ」というニュース番組、前半は東京のフジテレビの、木村太郎と安藤優子のニュース(こちらは問題なし)、後半が関西に切り替わって、問題のほっとカンサイの近畿地方のニュースとなる。

 このニュース番組は以前からかなり偏向していて、聞いているとまるで朝日新聞のようである。
 今回も、金曜日と土曜日に渡って、また、凝りもせず、朝鮮人の強制連行の話であった。金曜日に、メールで、「そのような事実は無く、スタッフ内の無知を憂う」と、意見して置いた。が、その翌日の昨日。今までになく、「強制連行」を何度と無く、繰り返し繰り返し、言葉にして、そのくせ卑怯にも、「まだ、よくわかっていないが…」と逃げを打てる様に、アリバイ工作をして、報道していた。
 二日目、土曜日は、強制連行されて引き離された兄弟が平壌で再開したという、嘘で固めた話を美談のようにして取り上げていた。
その朝鮮人は、「日本の炭坑に*徴用で連れてこられて、働かされて、同炭坑にいた日本人に虐められた」(この言葉自体には嘘はない)、という言い分だ。
 これを脳天気に全く曲解し、何を調べたり検証したり、識者に聞いたりするのでもなく、公共の電波を使って、さもあったように垂れ流す。ついこの前のニュースステーションの久米宏の一派と同じである。

 このほっとカンサイは、なぜ、たった一人か二人のさしたる重要人物でも無い人物を、日本の政府レベルが、強制的に日本の炭坑にわざわざ引っ張ってきて、なんで炭坑に働かせるかの意味については考えようとしない。
 それに、当時、朝鮮も台湾も日本なのである。実際戦前の学生集会が長野県で開かれている古い映像(チャンネル桜)を見ると、日本全国から学生が集ってとナレーションがあって、その全国が、台湾・朝鮮・満州までにおよんでいることがわかる。日本中とは当時そういう範囲であった。

 何の強制連行の必要があろうか? それに徴用(ちょうよう)は、国民としての義務の事である。この義務を強制というなら、義務教育は強制教育となる、左巻きの人々はそういう解釈で今もものを言っている。
 当時、当然、台湾の人も、朝鮮の人もそして日本人も徴用を受けて、炭坑などで働いた。本人も炭坑で元祖日本人に、いじめられたと言っている。なんだ、日本人もいたんじゃないか!この日本人は元台湾人だったかどうかはつまびらかではない。
 このように、一部の一握りの人間の言ったうそかもしれない言葉に、天下の大放送局が、簡単に騙されてしまう。NHKの中枢に巣くう、反日組織のグループが民放にもいて、盛んに公の番組にこういう言葉を垂れ流す。

 メールで、関西テレビのほっとカンサイに、十一月14.15.16日と、京都国際交流会館で、歴史教科書各社を見比べのパネル展が和別館で開かれる予定だ、その時に、一番確信犯の連中を連れて取材に来いと喧嘩を売っておいた。
 何にまして、頭に来ているのは、何度も書くが、十数回「強制連行」を連呼しながら、時折「よくわかっていないが…」と逃げをうつ報道姿勢だ。
よくわかっていないなら、公にするな。ジャーナリストならとことん調べてからものを言え!

 関西テレビのモットー(ホームページに書かれてある。)は「日本を元気にする」だそうである。ここ何年か前から放送している、ゆがんだ戦争観や、自虐的な朝鮮寄り、中国寄りの立場に立った報道は、何よりも「日本人を意気消沈させる」事に一役買っていることはまちがいない。これを知ってやっているとすると、確信犯であり、知らずに垂れ流しているとしたら、報道人としては失格である。


ちょうよう【徴用】
   (名)スル (1)戦時などに国家が国民を強制的に動員して、兵役以外の一定の業務につかせること。日本では一九三九年(昭一四)国民徴用令が公布され、敗戦まで行われた。「—工」「—船舶」「軍需工場の工員として—される」(大辞林より)

 徴用は法律で決められたものであった。










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