目次過去未来


2003年09月10日(水) 医者豹変す



 ちょっと前、生まれて初めて人間ドックに入った。病院は病人が行く所で、ちょっとしたことで診てもらいに行く所ではないと思っているので、ついぞ足が向かない。
向いて行っても、運ばれてくる急患や待っている病人を見ていると、こっちまで病人なってしまいそうで気が滅入る。
そういう事もあって、烏丸御池のビルの最上階にある、こぎれいな人間ドック専門のクリニックに家人と共に入った。
ここなら、少なくとも本当の病人は来ない。
いろいろ調べられて、最初の問診

医者  「中程度の脂肪肝(そのいう、フォアグラ)です。」

たん譚 「はぁ」

医者  「お酒はのみますか?食生活はどんなふうです?」

たん譚 「はい、主に、ビールワイン酒などの醸造酒ですが、酒は毎日飲みます、食生活は一日二食です。」
と言った途端、

医者 「それがいけない!二食だと夜にドカ食いする、すると寝るまでに燃焼しきらずに寝てしまい、それが内臓に脂肪としてたまり、内臓脂肪になる…二食はいけない、今の世の医者の90%、三食とるというのは常識です」

たん譚 「かってNHKの番組で早稲田の学生、慶応の学生数十人を一日二食と三食のグループにわけて一ヶ月近く実験して、知能テストと体力テストをして、出た結論は、知能テストは朝食べない方にいい結果が出て、体力は午後からの体力差が朝抜き組にはバテという結果が出た、これからも、朝から肉体労働などの人は朝飯は必要だけれど、頭を使う人達は必要ないという結果でした、家では、頭脳は糖分を必要とするので糖分(チョコ又は和三盆糖ひとかけ)と水を摂取しています、昼・夜は素食で、玄米飯が基準で、みそ汁と野菜。魚・肉はほとんど食べません、」といった。

さらに、
たん譚 「脂肪肝は、食生活のせいではないと思うんですけど…」控えめに言った、ある事実があるので、なかば核心していたが、そういった。

医者「いや!だって君、げんに脂肪肝になっているぢゃないか」

たん譚「はぁ、でも…」と言いかけたところで、血液検査の結果待ちでと言うことで、次の人と交代した。持ち合いで待っている間に、家人も同医者に診てもらって、待合いに戻ってきた。

 さて、再び呼び出しがあり、また、診察室へ入った。医者が豹変した…。

医者「脂肪肝はお酒のせいですね」
たん譚「え?」

 医者は家人を診て驚愕したにちがいない。一日二食で、常にここ何十年同じ物を食べ、生活してきた家人が肝臓になんの問題もなく、むしろ痩せ気味の症状?の診断があり、世のダイエットなんていう言葉とは全然無縁で、おまけに善玉コレステロールが、上限の基準値をはるかに超えて多く、さらさらなのである。(遺伝的な物もあるかもしれないが)

 たん譚も、善玉は基準値真ん中だが、脂肪肝にもかかわらず、尿酸値が基準値以下なのだ。医者は首をかしげる。が、これは別に不思議な事ではない。
家人と同じように外食もし、食べる量も、二倍三倍とはかわらない。
決定的な違いは酒を沢山飲むか、たしなむ程かだけである。

 昔からある食養生の知識にそって暮らしているものに、戦後のアメリカ型の栄養学などを妄信した医者がそれを基準にものを考える事が多いせいである。基準値だって、薬屋が上げたり下げたりすれば、それを元に医者は投薬するのだから、いい加減なものである、かくて、医学が発達しても、病人は減るどころか増える一方なのがそれを示している。

 しかし、医者と料理屋の親父を怒らせてはいけない。かって、生意気な料理評論家が食べにきて、あまりに腹が立つので、皿に唾を吐いて出してやったという恐ろしい話を聞いたことがある。医者に嫌われたらそれどころではないゾ!桑原、桑原。

*毒素の排泄量は一日一食の人が最も多く、次いで二食、毒素の排出がすくないのが、医者のすすめる三食である。昔からのデータがある、こうして、体に残留した毒素がやがて病気を引きおこす。










myrte21 |MAILHomePage