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お気楽人間の日々徒然。

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2004年03月29日(月) さっとん、たかとんっ!(完結)

はい、晴れました。やっぱりね(笑)。

甘ったるい疲れが体に残る朝。
銚子でお遊びチーム、10時のチェックアウト後に集合!
そしてまずは腹ごしらえ・・・

のはずが(笑)。

私ともう一人が食う気満々なのに比べ、
残りの方々はどうも食欲イマイチ・・・呑み過ぎ&夜更かしがたたったようで。
(私も呑んで夜更かししたんですけど・・(汗)。)

とりあえず、昨夜地元の方に教えていただいた「礁(いくり)」へ向かうが、
お店のオープンは11時。まだまだ時間がある・・・

海でも行ってのんびりするかーっ!

と、道路を挟んだ岸壁に行ってみたんだけど、いかにも「港」なそこは
とうてい下に降りられる場所もなく、海でも行ってのんびりするかの巻、あえなく終了・・・(笑)。

気を取り直して、昨日行った観光市場のウオッセへ向かうことに。

「適当な時間に集合ね」と、アバウトな待ち合わせをして解散。
と言ってもこじんまりとした市場なので、誰もはぐれる心配はないのです。

ウロウロとお土産を吟味。
まずは昨日気になっていた干物の置いてあったお店へ行ってみる・・・
が、豊富だった品揃えがガラリと変わり、品数がぐっと少なくなっている。
うーん・・・?どこのお店も品揃えが昨日に比べて少なすぎる。^^;;;;
なんでだろう・・でも、時間は限られているので吟味、吟味。
昨日は見に行かなかった方のお店も散策。

ふと通りすがったお店に、いかにもそこのおじちゃんが干した、というような
地味〜な鯵の天日干しを発見!他のお店はどこも、綺麗にパックされたものが多く、
こういうのが欲しかったのだ。
金網の上に大ぶりの鯵の開きが3枚ぺろっと扇形に並べてあるそれは、
3枚500円なり。肉厚でおいしそう。購入決定。

すれ違いざまの友達と、
お互い何を買ったか聞きあったりしながらお買い物タイム終了。
それぞれ戦利品を手に集合した。

気を取り直して「礁」へ。
開店早々の入店で、オススメのメニューを見せてもらうが
市場への第一便で仕入れた魚は数が少なかったらしく、
選択肢もまばら・・・第二便はまだ来ないらしい。
(観光市場に品揃えが少なかったのは同じ理由なのかな・・)

初めて入店したこともあって、選びかねてしまい
私はそこのお店のオススメの定食。他の人は海鮮の丼や
オススメの魚のから揚げにゴハンとあら汁などなど。

定食は天ぷらとお刺し身がついていた。
白身のお刺し身がとっても美味しかった。
海藻の入ったお味噌汁も美味しかった。

ぼーっと港を眺めながら、美味しい海の幸を口へ運んでもぐもぐ。
のんびりと会話しながら時間をかけての朝食(兼昼食)、
なんて贅沢なんだろう。

満腹になって店を出る。
そこで同行者の一人は予定があり東京へ。

残りの者で目指すは・・・犬吠埼!!

待ってろよ!片平なぎさ!!
チャンチャンチャーーーーン・・・
チャンチャンチャーーーーン・・・(火サス)

今日はお天気なのだけど風が強いため、波が高い。
「ワシのサーファー魂がぁ〜〜うずくぜぇ〜〜・・・」
とか、全くの嘘八百言いながら、のんびりとドライブ。
(言うのは自由です(笑))

30分もかからずして犬吠埼に到着。
まずは京成犬吠埼ホテルにて日帰り温泉の巻〜♪

フロントにて料金を払い、温泉へ。
ここのお湯は露天に源泉を引いていると言う事で、露天へGO!

・・・と、ドアを開けたら。

まっすぐにこちらへ伸びている道路が、、、、
そしてその道路をまっすぐにこちらへ向かって走ってくる車が、、、、、

真正面の眼下にババーーーーーーーン。

これってもひかひて、もひかひて・・・・向こうから丸見え?^^;
慌てて低い体勢になって、湯船へ急ぐ(笑)。

まぁ・・私達が来る時も全く気がつかなかったので大丈夫だろうけど、ちと面食らう(笑)。

真っ青な空の下、海を見ながらの露天は最高♪
お湯もとても気持がいい。ちょっとなめるとしょっぱかった。
海風を顔に受けて水平線を見ながらぼんやりしたり、
ジャグジーでごろんと横になってぼへーーーっとしたり。

あまりにも露天を堪能し過ぎて・・・日焼けしました(笑)。
オレは甘塩の天日干しかと。

1時間ほど風呂で過ごし、風呂上がりには生ビール♪
ぷはーっ♪たまりまへん♪仕上がった!(≧▽≦)

休憩所にて、
「こ、このままもう一泊・・・」とか無理な願望を抱きつつ、
魂抜かれたように休憩した後、犬吠埼灯台へ行ってみる事に。

岬の上にそびえたつ灯台は、意外とこじんまりとしたつくり。
99段の螺旋階段をぐるぐると昇り、外へ出ると・・・

その展望の絶景なこと!

丸く弧を描いているようにさえ見える水平線。
足元には白い波が黒々とした岩に打ち付けている。
湾を隔てた向こうには、春の日差しにぼんやりかすむ古めかしくも懐かしいホテルが建ち並ぶ。

そしてものすごい風!^^;;;;
目を開けていられないくらいの風圧。
それでも景色を目に焼き付けようと目を開ければ
眼球の水分が奪われないようにか、
ピューッと吹き出すように涙が出てくるくらいすごい風(笑)。

灯台初体験な人は、絶景に喜びつつも、ちょっとコワそう。
こういうのって、腰がモゾモゾするんだよね(笑)。

ひとしきり景色を楽しんだ後、
眼下の岩場はどうやら散策できるらしいことを発見。
ということで、そちらへ行って見る事に。

白亜紀をはじめとする色んな地層が観察できるらしいこのエリアは、
波で様々な形に侵食されて、磯遊びも出来て楽しい。

ここでもまた、岩場にて思い思いに波を見ながらぼーーーっっ・・・(笑)。
まったりし過ぎて「火サスごっこ」どころじゃありませんでした(笑)。

温泉に骨抜きにされた後、潮風に揉まれに揉まれ、ややグッタリ気味の一行。
「行く順番・・・逆だったかな。」と言いつつ帰路へつく事に。

銚子からしばらく下の道を延々と走る。
のどかな畑が見えたり、風力発電の風車が見えたり。
海が見えては「うみーーーーーーっ!!」
牛が見えては「うしぃぃーーーーっ!!」と、
妙なテンションで眠気を吹き飛ばしながら、
ガーリートークでも話さないような恐怖のQ&Aコーナーで
疲れに任せて色々暴露してみたりしつつ、なんとか高速に乗る。

ちょうど目の前には春の雲でふんわりと覆った柔らかい夕陽。
道路脇には咲きはじめた桜。一気に旅の終わりの淋しさを感じた。

楽しかった分だけ、淋しさもひとしお。
でもこの淋しさも、旅の醍醐味かな。

「また行けるといいね。」って次の旅を想いつつ、明日から頑張れるから。

都内に入り、一人一人、それぞれの地点で降りてお別れ。
お疲れ様でした。

(画像は後日アップします。)


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