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お気楽人間の日々徒然。
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| 2004年01月07日(水) |
風呂入りなさい、まだ入りません |
上記タイトル。 我が家で21時台あたりに交わされる会話。
大抵は夜のうちに洗濯物を済ませてしまいたい母が マイペースな私と父をせかす展開。 今日は風邪気味の父を早く寝かせようと 母の「はやくお風呂入って!」攻撃が激しい。
根負けした父が、居間でパジャマを脱ぎはじめ (注※ 全裸にはなりません。^^;) なんとなく、私とハタと目が合う。 「そこの人、見つめながら脱がないで下さい。」と言うと
嬉しそうに「ちょっとだけよぉ〜」と言って肩をぬく。^^; でも口ずさんだBGMは「ちゃらららららぁ〜♪」って・・・オリーブの首飾りなんですけど。 マジシャンかと。ヘソから鳩でも出しますかと。 せっかくなら「タブー」で加トちゃんになりきってください(笑)。
風呂の攻防戦に勝利して私が見ていた映画は「命」。 ストーリーの一番大きなバックグラウンドの部分で共感できる部分は あまり多くはないのだが、戦友のようにそれぞれの「命」と共に向かい合う主人公二人の姿には 胸を打つものがあった。
トヨエツの役への作り込みがすごい。最終的には10数キロほど痩せたとか。 命を紡ぎ出していくように痛々しく痩せていく東由多加という実在の人物を 演じきるには、中途半端なことは出来ないという決心だったのだろう。
結局は映画。されど、映画。事実と虚構の差を突つけば、 手放しで素晴らしいと受け止められないことはいくらでも出てくるかもしれないが、 そこに胸を打つ何かがあれば、それはすごいことだと私は思う。
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