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お気楽人間の日々徒然。
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| 2003年09月07日(日) |
南條SOUL BAND お月見LIVE@京都・東雲寺 |
今日はちょっくら京都まで。南條SOUL BANDのお月見ライブ。
同行者のはるちゃんとちょこちゃんとで「ぷらっとこだま」のプランを利用したのだが、 待ち合わせの時間に着くように電車の連絡を見ていたハズが、 時間の計算違いをしてしまったオイラ、大遅刻。^^;
ちなみにぷらっとこだまプランは乗り遅れたらアウト!なので、 東京駅に、出発の10分前を切って到着したオイラ、必死の形相で丸の内側から 八重洲側へ駆け抜けた・・・自分でもコワイ顔していたと思う。^^;
改札の駅員さんにも、「いいから行って行って!」と促され、 通過した後も見守られていたらしく「ホームはあっちだよー!」と指差して 教えてもらったり。^^;ほんっとにご迷惑をお掛けしました。^^;;;>ちょこはる、そして駅員さん
 京都はまだまだ夏。じりじりと照り付ける太陽が容赦ありません。 暑いけど・・・でも、お月見には心配のないお天気でほんとによかった。^^
京都に到着して、まずは四条河原町方面へ。 甘いもの好きの春名さんにど〜〜〜〜〜〜しても差し入れしたい和菓子があったので、そのお店へと向かう。
 先斗町と鴨川の様子。 鴨川はカップルも座るのをためらわれるほどジリジリ暑かった(笑)。
本当にこの日の京都、ものすごく暑かった。。。^^; 信号待ちをする交差点では誰もが少しでも日陰を・・・と日陰に妙に人の固まりが出来てるし(笑)。 京都の暑さを忘れていたのをイッキに思い出させてもらったじょ(笑)。
途中、よーじやに寄り道したり、阪神熱で様変わりした街の風景を撮影したりしながら(笑) ようやく木屋町通りにある「月餅屋(つきもちや)」へ。
ある人から教えてもらったお店なのだが、ここのわらび餅が絶品♪
ここのわらび餅はまんまるで、 プルプルのわらび餅の中にあっさりめのこしあんが入っていてきな粉がまぶされております。
せっかくなのでオイラも食べたい・・・と、お願いしてお店の中で一つずつ頂く事に。 よく冷えた緑茶を出してもらって、わらび餅をパクッ。しばし無言の3人であった(笑)。
しばしほっこりした後、ふたたび暑い暑い町中へ。 和菓子屋さんへ向かう途中で気になっていたオムライスの店にてランチ。
 まじうま♪あんど、オナカイパーイ♪
腹ごしらえも済んで、いざ、宿のある亀岡へ向かうべく、京都駅に戻る。 その道中、町中でやたら目に付く阪神カラー・・・
 ああ、ペコちゃんよ、お前もか(泣笑)!!そして、サトちゃんまでもっっっ・・・!!(驚愕) 途中で入った薬局には、某■ート製薬のメ▼ソレータムリップ阪神バージョンを見つけたので これまた阪神ファンの春名さんへのお土産に。。。(笑)
京都駅からJR山陰本線(嵯峨野線)に乗って30分ほどで亀岡駅へ。 途中、トンネルを抜けた途端に保津峡の涼しげな景色と出会い、見とれてしまった。 そして、亀岡駅に降りた途端・・・ふわっと広がる稲の青々とした香り。 それもそのはず、駅のすぐそばは一面の水田が広がっている。 そしてその先には緑鮮やかな山並みが続いているのだ。 なんとなく、奈良のおばあちゃんちを思い出す。^^
駅からジリジリと照り付ける太陽の中を歩いてホテルへ。 宿で一息ついた後、レンタカーを借りて3駅ぶんほど離れた町にある東雲寺へ向かう。
交通量の多い国道から、お寺のある町へと入る細い道。 古い家やら、田んぼやら、一気に雰囲気が変わる。 そして道端には、散歩疲れか、手押しの買い物用カートに腰掛けて 口をポカーンと開けたまま居眠りするおばあちゃん。 のっ・・・・・のどかすぎる(笑)。
小学校の横を抜け、神社を通り過ぎ・・・そろそろ目的地が見えるはずだけど・・? と車を徐行させていると、そこには、 道端に建っている石碑の台に腰掛けて、ビールを飲んでいる・・・
つんちゃん(笑)。
どうやらこのノスタルジックな風景を肴に、しみじみ呑んでいらした模様(笑)。 車を駐車場に停めてくると、「ココがお寺だよ。」と言われた石段をテクテク。 (つんちゃんに教えてもらってなかったら、道のもっと奥の方まで行っていたと思う^^;)
門を入った正面のこじんまりとしたお寺の本堂に・・・はいはい、ありました(笑)。
 ステージっつーか・・・(笑)。うわ、ほんとにやるんだココで(笑)。
綺麗に苔の生した小さな庭には、この日の為に立てられた灯篭が何本もあり、 小さな腰掛けがいくつも並べられている。 そして東の空には・・・白く光る綺麗な半月が。完璧なシチュエーションである。
入ってすぐ右手の住職のお家らしきところからは、メンバーさん達の声。^^ 外から声を掛けると、春名さんが「よう来たなぁ、ほら、はよ上がりぃや。^^」 と縁側からお出迎え。早速、差し入れのわらび餅を差し出すと、 「えっ、わらび餅っ?」と真ん丸の目がキラキラ☆・・・よかった、暑い中買いに行った甲斐があった(笑)。
ライブまでにはまだ時間があったので、お庭やステージの様子を見させてもらう事にした。
時間が経つにつれ、席は埋まっていく。 その中にはご近所のおばあちゃんや、子供達も。 そして、誠さんのライブなどで見知った顔もチラホラ。^^ 今回はオイラ達がさりげなく遠征です(笑)。
まだ時間もあったので、メンバーさん達のいるお部屋へお呼ばれ。 お茶なんぞ頂いていると、私達をまじまじと見て、 「うわぁ・・・ほんとにいるよぉ〜(笑)」とケロさん。はい、います(笑)。 ライブまでの間、「ココの住職はクリスマスパーティーまで開こうとしたんだよ!」とか ステキなお話(笑)を聞きながら時間を過ごす。
そしていよいよ時間・・・・
虫の声が庭のあちこちから涼しげに聞こえる中、 穏やかなご住職のご挨拶が終わり、御本尊の鐘をカーンと春名さんが鳴らしてライブの開始。 ほんとにやっちゃうんだ(笑)。
はじまったステージはいつもと全く変わらぬ熱さで、 ただ違うのはそこがお寺だということだけ(笑)。
どんな風に聞いているんだろうと気になっていたおばあちゃん達も、 裏打ちじゃない手拍子(笑)で楽しそうに応えている。 それがまた・・・ほのぼのと、たまらなくいいのだ。^^
南條さんの創り出すピースフルでソウルフルな歌の世界に、 メンバーさん達の熱い演奏。老若男女、思い思いの形で楽しんでいる。
そして、空には白く光る半月・・・月に照らされて黒く浮き上がる山のかたち。
お寺と月の幻想的な風景と、人々の暖かな空気に包まれる会場。 得も言われぬ心地よさである。
畳の本堂でのライブのため、バンドの皆さんは靴を履いていなかったのだが とうとう白熱したケロさん、「下に降りるわよ!!」と言って、本堂(ステージ)から 一段下がった石の上で仁王立ちにて熱唱(笑)。マジかっけぇ(笑)。
そしてそして、最後の「It's Alright」では・・・
お寺だというのに・・・・
檀家の方々巻き込んで・・・・
エーメン(amen)の大合唱(爆)
そこに至るまでの南條さんの「みんなで声を合わせて・・・」と前置きしている時点で、 すでに笑い転げている鈴木さんとつんちゃんの約2名(笑)。
そんな普段とは違う楽しさを差し引いても、本当に最高のライブだった。。。
しばらくその場を立ち上がれずに、お庭でじっと余韻をかみ締めていた。
ライブ後。
お客さんも帰り、後片付けがどんどん進められていく中も 庭に残ってぼんやり。
小高い場所に立つお寺は南向きで、月をいつまでも見ていられる。 お庭から見える空を月が横切っていくような感じなのだ。
一通り後片付けが済んで、打ち上げにお呼ばれ。 だらだらだら・・・と長時間に渡って呑んだり食べたりしゃべったり笑ったり・・・ ゴロゴロしながら、6年前に同じ場所でやったライブのビデオを見て盛り上がったり、 ほんとに気楽で楽しい席だった。^^
しかし、楽しい時間はあっちう間に過ぎてしまうもので、 ホテルの門限(!)の1時に間に合うように退席せねばならず・・・。 鈴木さんに色々と門限破りの入れ知恵をされるも、 ビビリな私はそんな事できるハズもなく(笑)、 後ろ髪引かれる前に(もう引かれまくってたけど。^^;)退散。
ケロさんが「あ、お見送りするわよ〜〜〜」と、お寺の階段を降りて駐車場までお見送りに来てくれた。^^ 暗いし、階段あるし、危ないからいいですよーと言っても、 「いいの、いいの、お酒も醒ませるしさ、丁度いいのよ〜!!」と・・・ なんとステキなお方なんでしょう・・・(;_;)
最後は「うわ〜〜〜〜サリヘイ〜〜〜〜〜がはははははは!!」と熱烈な お見送り儀式を受け(もちろん同行のはるちゃん&ちょこちゃんも)、 東雲寺を後にしたのであった。。。。。
帰り道・・・行きに道端に居眠りしていたおばあちゃんはいなかった(ほっ(笑))。 それにしても、成田さん、違和感無かったなぁ・・・(コラ)
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