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お気楽人間の日々徒然。

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1999年08月09日(月) あヽ、夏休み。(8/9〜15)

今年の夏休みも相変わらずのんべんだらりと過ごす。
初日の月曜日はいきなりAM5:30に起床して洗車。なにやってんだ、ぢぶん(笑)。おぢいちゃんの様な生活じゃねーか。
お昼は、お盆の間も出勤だという友達とランチを食べるために有楽町へ。友達が連れていってくれたのは有楽町のオフィスビルの地下にある中華料理のお店。そこで、「茄子冷麺」なるものを食べる。これがまたうんまい♪干しエビなどと一緒にタレに漬け込んだ茄子が麺の上にたっぷり盛られていて、その味のしみた茄子のウマイことウマイこと♪クセになりそ。その後、スターバックスに入ってお茶しながらうだうだうだーとおしゃべりして解散。

夕方からウクレレ教室の友達と待ち合わせて、横浜西口にある白馬車というダンスホールへ。その友達が通うフラダンスの教室のイベントを見に行った・・・のはいいが、その白馬車とかいうお店がものすごくってビックリ。昭和初期にタイムスリップなムード。照明ギラギラのダンスホールで、おぢさまとおばさまの「しゃるうぃーだんす?」な方々が、ほほ寄せ合ってソシアルダンスを踊っていらっしゃるではないか。モチロン、バンドの生演奏付きで・・・。そりゃもうワクワク&キョロキョロしちゃいましたよ(笑)。も、知恵熱出そ(笑)。その日はそのホールの「ハワイアンナイト」だったようで、フラダンスの披露やフラレッスンなどがあり、会場の異様な雰囲気を抜かせば結構おもしろかった(なんつー表現(笑))。もともとフラの方にも興味があったのだが、そこのフラダンスは本格的で、あの独特のたおやかな動きはとても美しかった。フラは手話のようなもので、その動きの一つ一つが色々な言葉・意味を成しているのだが、そういう部分が「表現」の原点の様な気がしてとても興味深い。踊りであり言語でもある、みたいな部分と言えばいいのだろうか。

火曜日はほとんど一歩も外にでなかった。んで、何していたかというとお留守番(笑)。お留守番という大義名分のもと家にいられるというのはとても嬉しい。前々からやりたいことが色々山積みになっていて、お休みの日や会社から帰ってきて夕飯の後などに部屋で色々やっていると、親は「部屋にこもってただダラダラとしている。」と思っているらしく、面白くないようだ。別にそう思われる事はしょうがない事だと思うし気にしないけど、一応気は遣う。親が出かけている間、手紙を書いたりウクレレの練習をしたりして過ごす。

水曜日も引き続き留守番。家の事情で、誰かしら家にいないといけないので私が休みの時に留守番というのが定番になりそうな予感。でも、それで親は助かってるみたいだし、喜んでくれてるみたいなので、まぁいいかという感じ。親が3時過ぎに帰ってきたので、ふと思い立ち電車で鎌倉へ・・・。って思い立ってそんなとこまで行くなよって感じだけど(笑)。着いた時にはもうすぐ日没という頃合いで、街も海も比較的人がまばらだった。いい感じ。江ノ電にでも乗ろうかと思ったが、寄りたい店もあったので、まるでその辺に住んでいる人であるかのように、駅へ向かう海水浴客とすれ違いながらそのまま海へと向かう。途中、前にアロハシャツを買ったお店に立ち寄って、気になっていたもう一着を試着。¥2900と格安でしかもポケットと前身ごろの模様がちゃんと合っているし、カワイイ。という事でご購入。ウクレレのバックプリントのTシャツも見つけてこれまた購入。

海に着くと、砂浜は人もまばら。海の家も閉っていた。閑散とした砂浜とは対照的に、沖には沢山のサーファーが海水浴客が帰るのを待っていたかのように、波乗りに興じていた。波は比較的高く、夕焼けに染まる空の色を映してオレンジ色にうねっている。砂浜に女の子が一人ぽつんと座って沖を見ている。サーファーの一人の彼女だなぁというのは明らかに見てとれたが、これほど少女漫画にでも出てきそうなベタな光景も、なんだか自然でその子がとても可愛く見えた。虚像とは違う現実の世界だからだろうか。「ハァ〜〜〜若い人達はいいやねぇ・・・。」などと思いつつしばらく海岸をお散歩。だんだん暗くなってきたので、そのまま回れ右して、駅の方へ戻る。

途中のおそば屋さんで鴨せいろを食べる。ちょっと美味しかった。お店を出るとすっかり日も暮れていた。ふと気づいたのだが、都心に比べて夜の空が「黒い」。きっと星が綺麗なんだろうなと思って海に戻りたい衝動に駆られたが、一人じゃちょっと心細かったのであきらめる(涙)。誰かオラと星を見に行ってくれー。たのむー。(笑)

そのまま帰ろうかとも思ったが、またまたふと思い立ち、東神奈川のStarDustへ。マスターのあきおさんがいるかと思ったのだがお芝居を見に行っているとかで23:00以降にならないと店に帰ってこないとのこと。この事を教えてくれたのはマスターのお嬢さん。以前、お店のおばあちゃんに「アナタに似ている。」と言われていて、どんな子かなぁ?と思っていたら、よく「似ている」と言われて紹介される典型的な顔立ちの子だった(笑)。私ってこういう系統の顔をしているんだなぁと妙に感心。その事はお嬢さんには言わなかったけど(笑)。結局マスターもいないしお客も少ないしで一人じゃ間が持たなくなってきたので、すぐ帰ってきてしまった。

週の後半も留守番したり、近所をぶらぶらしたり、友達と飲んだりしてタラタラと過ごす。そんなこんなで夏休みはあっという間に終わり。出不精なんだかフットワーク軽いんだか良く分からないねこりゃ(笑)。


紗璃 |MAILHomePage