■TRASH■

2002年10月18日(金) 初めての内部監査

初めてISOの内部監査というものを受けました。

ISOというのは、
「持っていても役に立たないけれど、履歴書には箔が付くかな?」という、
個人が持つ資格(情報処理とか)の会社版です。

すんごい適当な例を昔書いていたので、お暇な方はどぞ。

このISO。
一回取ったらおしまいというのではなく、年に2回の監査があるのです。
きちんとISOに準じているかどうか、協会だかどこからかチェックをしにくるのです。

得点はポイント制。
わかってないよお前っていう回答をしたり、
書類が間違っているとポイントが減っていき、
見事「0」の暁には「はいISOまた取り直してね」になる訳です。
資格剥奪です。
恐ろしいです。

もっと恐ろしいのが、駄目レベルに段階があって、
「A:これ間違えちゃあねぇ」「B:まぁこのくらいなら」とすると、
Aなら1個、Bなら2個でもう「はい終わりー」なのです。

それは会社としても大変な痛手です。
時間もかかるし、お金もかかる。
それに名刺に掲げた「ISO9001−2000」を消さねばなりませぬ。

ということで。
事前に内部監査というものがありまして、
まぁリハーサルみたいなものをやるわけです。

その内部監査が今日あった訳であります。
8cmのドッヂファイル4冊を抱えて、えっちらおっちら会議室へ。
このファイルは、レビューシート、詳細設計書、エビデンスやらなにやらが詰め込まれた、
と捏造の結晶です。

その資料を基に、監査員が書類の不足や、矛盾はないか、
ISOに準じているかを判断し、

「なぜ問題がないと判断したのですか」
「納品物の管理はどのように行っているのですか」
とかの質問してくるので、

「既に同じOracleのバージョンと、
同じOSで開発をした実績があるからです」
「定められた場所に保管を行い、ジョブ管理台帳を作成して
作成日付とサイズを記録し管理を行っております」
とか答えるのですが、

情けないことに、わたしは大変上がり症な上、すぐどもっちゃうので、
頭にある言葉をなかなか外にだせないし、
その上、ISOのジョブを抱えるのは初めてで、もうなにがなにやら。

回答パターンというのがある程度あるみたいなので、
それをきちんと覚えねば。
ああ、このニワトリ頭が恨めしい。
毎日DHA飲んでいるのになー。

書類もいろいろチェックしてもらって、
誤字脱字や、書類の正式名称とかを修正する宿題をもらいました。
後ちょっとした問題。

わたしは会社では旧姓でやっているのですが、
ISO対象物件のジョブリーダになれる人のリスト(有資格者リストという)には、
なんと新姓になってやがりました。

一応名刺も旧姓で作ってもらっているし、
有資格者リストの方を修正してもらうようにお願いはしたのですが、
これがだめとなると、100枚くらい押しているハンコの紙を、
全て出しなおさなくちゃいけません。

うわぁ。
それは大惨事やぁ〜。
なんとか地球とわたしに優しい方向になりますように。

そんで。
肝心の審査は12月だそーで。

当日行われる審査は、ISO対象物件の中から任意に1〜2個選ばれるので、
必ずわたしのジョブが審査を受けるわけじゃないのですが。

でも心配だなぁ…。
外れますように。
外れて無事年末を迎えられますように。


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