テレビとインターネットに釘付けになっている日が続いているので、時間的には寝ているのだが、寝不足を感じる。
秋学期が始まって、ネジャーティは同じ研究室のアメリカ人学生とティーチングアシスタントのチームを組んでいる。ネジャーティは約2年、中国人学生と組んでいてせっかく慣れているところを他の人に替わったのであまりうれしくないらしい。 ある日夕食の時に計算の問題をネジャーティが出してきた。食事中だから後でいいやといっていたのだが、問題だけ聞いてみようと思って聞いてみた。これは実際にネジャーティとその学生が準備する水溶液なのである。
「25mlの赤い液体を水で薄めて250mlにする。そしてまんべんなく混ぜて50mlを他の容器に移す。するとその50mlの中には最初の赤いインクが何ml入っていることになるか」という問題である。
答えはすぐ下に書いてありますが、考えてみたい方は下を見ないで下さい。
------------------------------------------------------------
10倍に薄まったのだから、50ml取り出しても10倍に薄まっている。答えは5mlである。数がそんなに複雑じゃないから大丈夫である。
そして、ネジャーティによると、アメリカ人学生がその問題をとき始めた時、黒板に式をいっぱい書いて、うんうんうなっていたそうである。そして解けなかったようである。あの〜、博士課程で、しかも化学専攻なんでしょう? 大丈夫かなあ? 私でもできたのに、、、。
「水溶液」とか書くと難しく考えがちだが、これを「カルピス」と置き換え、「ml」を「cc」と替えるとピンと来る。 「カルピスの原液を25cc入れて250ccにする。飲もうとしたら誰かが「一口のませて」といった。50ccだけ小さいコップに分けてあげた。その50ccには原液がどれだけ入っているかな?」
文章を理解した段階で、ほとんどが解けている。
日本の院にいたときに教わったことは、難しいと思われることを日常の出来事などに置き換えて考えるとわかりやすいということだった。
|