オクラホマ・スティルウォーターから

2001年05月02日(水) 暑い!35度

 ちょっと今日は長い日記になりそうである。

 ネジャーティ、梨奈と11時半にアパートを出て、隣町のドーバーへ。途中で車の修理工に行く。最近エンジンの音がおかしくて、そこのおっちゃんに見てもらう。エンジン音を聞いて、何かの棒を差し込んで、おっちゃん曰く「たぶん水のパイプがおかしいんだと思う」。でもこのおっちゃんのところで、パイプの部品を変えたことがあるぞ。

 あれは梨奈が生まれる前か後のこと。行きつけのクリニックにいく途中、ハプニングが起こった。この信号を曲がればもう着く、というとき、信号待ちをしていて、いきなりエンジン付近から蒸気が上がった。そしてこのままではいけないと思い、とにかくクリニックまでたどり着き、車をとめると、水が怒涛のごとく流れていた。クリニックでの診療を終え、当時、ある日本人のおうちにネジャーティの古い車を置かせてもらっていたので、その人に電話をし、迎えに来てもらい、修理工のおっちゃんの所に寄って、クリニックのところに置いてあるから、と告げ、日本人のおうちに向かい、古い車を使うことになった。

 修理工のおっちゃんのところは以前ここにいたトルコ人に教えてもらったのだが、確かにいいおっちゃんである。来週の火曜日まで予定がいっぱいだそうで、違うところで見てもらうことにするかなあ。
 おっちゃん曰く、長距離を運転しなければ大丈夫だそうだ。

 ドーバーの病院に行って、今日は超音波をとってもらうのである。これは前にも書いたが、乳腺のところにしこりができていて、まだ授乳中なのでレントゲンをとれないので、超音波で調べてもらうのである。8日に病院の裏にあるクリニックに行って、先生と話すのである。

 診察の15分前には来ていないといけないことになっている。それで部署ごとに受付があって、そこで手続きをするのである。保険はないので、病院の財政補助を受ける予定である(経験済み)。無事に手続きを済ませ、看護婦さんが超音波の部屋に連れて行ってくれた。部屋の中はとても暗い。そして、その看護婦さんが超音波の写真をとってくれるのである。
 ベッドに寝て、腕を上げると、看護婦さんでも肉眼でわかるぐらいにポコっとみえるらしい。「Marble thing」といっていたが、ビー玉みたいに大きいものではない。
 さて、ゼリー状のクリームを塗り、超音波に取ると、ぜんぜん見当たらない。「組織しか見えないし、おかしいわねぇ。」なんていいながら、何回も超音波のぼうを動かす。そして、「ちょっと待っててね」といってどこかの部屋に行ってもってきたのは透明の丸い石鹸のようなもの(でも石鹸ではない)。それをのせて、超音波をとってみる。やはりわからないらしい。またそれをのけて、とってみたりと試行錯誤。一応、何とかとったみたいで、「ちょっと先生に聞いてくるね。5分ぐらい待ってて」といって、そのうち戻ってきて、「もういいですよ。」といわれた。診察時間は、多分15分か20分ぐらいだった。

 保険があれば、診察前にその手続きをするが、それ以外では請求書が後から送られてくる。

 診察の間、ネジャーティはいくつかお店に行ってて、早く済んだほうがロビーで待ってることになっていたが、来ていなかったし、病院の中はクーラーがきいてて寒いくらいだったので、屋根があるところで、外で待っていた。
 病院の入口近くには枝垂桜の木が4本あって、だいぶ葉桜になっていた。この辺は思ったより桜の木があるので、ちょっとうれしい。

 外の温度計を見たら、35度をさしていた。暑い! クーラーのガスを入れて欲しい! でも土曜日にはまた涼しくなるようだ。

 アパートの中は涼しい。暑さしのぎをしていた。しょっちゅうカード会社などネジャーティあてに勧誘の電話がかかってきて、いないの一点張りだが、今日のはひどかった。

 「エヌ(N)・イー(E)・シー(C)・エー(A)・ティー(T)・アイ(I)さんはいますか?」

 NECATI(ネジャーティ)の名前を誰一人として、正確に読んだ人はいない。トルコ語では「C」は「J」の発音をするので、トルコ人かネジャーティを知っている人しか「ネジャーティ」と言わない。それ以外の人は「ネカーティ」というので、なれている。でも今日のはないやろ〜!! 一字ずつ読むなあああ!! 


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