オクラホマ・スティルウォーターから

2001年04月04日(水) アジア的インテリア

 ディスカバリー・チャンネル(Discovery Channel)という番組は自然科学のドキュメント番組を流したりと、とてもまじめなチャンネルである。午後はインテリア関係、夕方は家の建築などを見せてくれる。決して自分ではできないが、「ここはこうするんだ」というようなことを見せてくれるのである。

 午後のインテリアの番組では、女性の司会の番組と男性の司会の番組がある。女性の番組はアトランタにスタジオがあるらしく、フロリダや遠いところではコロラドまで、お宅拝見をする。今私が住んでいるところでは、ニューイングランド地方と呼ばれ、イギリスの影響が強い。またフロリダはスペインの影響があって、それぞれ地方によって、建築様式が違うらしい。
 家の中で飾る小物を作ったりするが、日本のものを紹介したこともある。それは生け花で、アメリカ人だが実際に生け花教室で習って、実際にアメリカで教えているご婦人がゲストに呼ばれて、用語はもちろん日本語のままで、説明もとても的確だった。アメリカで手に入る素材を用いて、「そういう花も入れていいのかなぁ」と思っても、それでいて、まだ日本的になっているところがすごい。

 男性の司会の番組も負けていない。司会はクリストファー・ローウェルといって、番組名も「クリストファー・ローウェルショー」。アメリカの番組は、名前の後に「ショー」をつけて、番組名にすることが多い。そして、この番組、去年のデイタイムの何かの賞(名前を忘れてしまった)を取ったぐらい、評価された番組らしい。
 本人は、ちょっとおかまっぽく、番組内でも番組の曲をひいてしまうぐらいだが、とてもエンターテイナーで、インテリア、特に模様替えはお手のものである。この人の手にかかると、殺風景な部屋もとても華やかになる。カーテンや家具、観葉植物など、いろんなものを置くのに、部屋が狭くるしく感じさせないのは不思議である。物は置きようである。
 
 さて、この人がダイニングの模様替えをすると、ダイニングテーブルもゴージャスになる。西洋的な飾り付けだとテーブルの上には花や植物が置かれる。
 ある日、東アジア(主に日本)のインテリアに詳しい人をゲストに呼んだが、知ってのとおり日本ではダイニングテーブルには花や植物を置かない。そこで困ったクリストファー、テーブルにどうしても花を置きたい。「置かないのは知っているけど」という前提で、少し花を置き始めた。

 今日は、またアジアのものを集めているヨーロッパ系のアメリカ人のお店に訪れた時の映像が流れた。着物があったり、アジアのほかの国のものもあったが、店主がミス。韓国の文字が書かれた掛け軸の長さの布を逆さにかけ、「これは日本のものです」と紹介していた。「ちがうやろう!」と、思わず突っ込んだ私。店主も文字が読めないから、漢字もハングル文字も同じに見えるらしい。また、逆さになっているのも気づいていない。

 そんなミスはあっても、アジアの文化をできるだけ忠実に正確に伝えようと努力している番組である。


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