2009年06月16日(火)
 『One Step』 PEARL

やっと、覚悟を持ってあの日の映像を初めてみる。

てゆーか、2006年ドイツ大会の日本での放送自体をみるのが初めてで、
オープニング映像やみたことないCMやドイツの街の紹介がそれはもう新鮮!

94年アメリカ大会のBS放送と2002年日韓大会のスカパーの放送は
もう連日みていたからすっごい刷り込まれてるんだけど

98年フランス大会と2006年ドイツ大会は現地でのテレビは記憶に
あるけど、日本のテレビは当然ながらまったくみてないんだよねぇ。



あぁ、この日は朝っぱらから強烈なカウンターをくらったんだよねぇ。

私の初戦はメヒコ戦で、ニュルンベルグでラテンなやつらと
ワールドカップ始まったねぇって浮かれ、よーし明日は俺たちの出番だぜ!
ってハイテンションで青尽くめで当日ラウテルンの街に着いて、
最初にみつけたジャパンブルーな日本人カップルとハイタッチしようかと


ハーイ!!!

って勢いよく手を挙げたら、そしたら実にクールに

「あ、おはようございます」

って会釈された。


挙げた手のやり場に困る、は怒ってた後の表現だけど、
浮かれてたって、挙げた手のやり場に困ることがあると知る。

あぁ、そうか、俺たち日本人だった!…そう痛感させられたあの朝。

それは、良くも悪くも今も私の中に根強く効いている気がする。


めげずに自分を奮い立たせるように日の丸のボディペイントなんかして
ぐっとビールを煽って、スタジアムまでの長い道のりを歩いた。

フリッツワルターシュタディオンはとても駅近なスタジアムなのに
日本側ゴール裏のひとは物凄い遠回りでスタジアムまで歩かされた。
長い長い坂道だった。とてもとても暑い日だった。


お、実況解説はおれのクラッキーとヒロミじゃねーか。


うわーこんな、今日の主審紹介とかあんのか。すげーな。


選手入場と国歌斉唱だけで私は半泣きだ。今テレビをみているのは、
あの日の高揚感と絶望の両方を知っている3年後の私なのだもの。

ヘタレだな。
つーか、やっぱりこれはドMな行為だよな。
打ちのめされるのわかっててみるんだもの。


試合みたのに、結果知ってるのに、3年も前のことなのに
ファールに怒ったり、審判にえーって言ったり、つい応援してしまう。

あぁでもやっぱりテレビじゃ伝わらないんだなぁ。
あの日射し。息苦しい程の暑さ。

(この感じ方は席種にもよるけれどね。私の席は日向で、
透明な屋根を近くに感じてた。せめてこの屋根が透明じゃなかったら…
と思いつつ、選手は同じ日射しの中、走っているんだからね…)


しんどいよな
でもがんばれよ
もうちょっとなんだよ
頼むからがんばってくれよ



あぁ…。






1年後またこの舞台に立つんだな。
やっぱりワールドカップ本戦の高揚感は特別で別格だ。

1年後、私はどんな状況で開幕を迎えるんだろう。
ミュンヘンへ向う列車の中で知り合った南アフリカのご夫人に
お手紙を書こうかな。1番乗りで出場を決めましたよ!って。


1年間、どうか可能な限りの準備を。
コンフェデ出れないと南アでやれないのも痛いなぁ。

明日の試合は、はじめの一歩だよ。

乗り越えて、気持ちよく前に進もうな。



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